>ネットの中で言われている、いまや有名かもしれない言葉・・・「日本人は何もしないためなら何でもする」
‘ああ言えば、こういう’ といった態度ですね。
>日本をよく知る外国人が語った言葉とされていますが、この言葉について、しみじみ「その通りだな…」と感じずにいられません。
私も同感です。
>「やらない」ためには、どんな言い訳でもする。
静観が日本人の基本でしょう。
>「変化しない」ためには、どんな言い訳でもする。
そうですね。変化が無ければ、安心出来ます。日本人には、未来は見えていない。
日本人には、意思が無い。意思の無いところには、方法がない。だから、できない。仕方 (方法) がない。
>その実は、「やりたくない」「変化したくない」。
日本人には、世界観が無い。移行すべき次の世界が考えられない。お変わりないのが、何よりです。天下泰平の世の中です。
>自分で動くのではなく、「誰かに変えて欲しい」。
他力本願ですね。傍観者ですね。
>誰かが変えてくれないなら、「しょうがない」。
何事も諦めが肝心です。
>自らが変化しないためには、どんな言い訳でもし、どんな不都合な現実にも目をつむる。
変化は困る。先が見えていないから、不安である。
>不都合な現実や、考えたくないことには、蓋をすれば万事解決。
不都合な現実を見れば、気分が悪くなる。不安になるから考えたくない。蓋をする以外に方法はない。
>こういう国民性なのだということを痛感します。それは原発事故後にも様々な場面で見かけられてきました。
見ざる、聞かざる、言わざる、ですね。The see-not, hear-not, and speak-not monkeys.
>自分たちの住む場所が汚染されているとわかっても、動けないのだから仕方ない。お金がない。仕事がない。誰もやってくれない。
実況放送・現状報告の内容ですね。ないないづくしですね。
>でもそれを打破しようという「言動」「姿勢」さえもない。どうすれば実現できるか実現のためのアイデアを考える作業のようなこともない。
意思の無いところには方法がない。日本人には、意思が無い。意思は未来時制の文章内容です。日本語には、時制が無い。 日本人の精神活動は、文章・言説では言い表せません。心から心へと伝えられるものです。以心伝心・不立文字。
>最初からできない前提になっている。最初から諦める。仕方ない、と。
意思のある所に方法はある。Where there’s a will, there’s a way. 意思の無いところには、方法のないことが前提になります。何事も、諦めが肝心です。無為無策でいる。座して死を待つ。いさぎよい。
>とにかく、「困難に打ち克って行動を起こすことに関しては天下一・天才的」なのであればいいのだけど、そうではなく「やらない言い訳をすることに関しては天下一・天才的」というのがあちこちに見えるのです。
残念ですね。言い訳しかできませんね。日本人には、現実しかないのです。聡明な人間になるのには、非現実の考えが必要です。非現実の内容を現実の内容に変換する方法を考えつけば、現実の問題は解決します。 現実の世界は一つですが、非現実の世界は、過去・現在・未来と三つあります。これは世界観です。世界観を持つには、言語に時制が必要です。時制は日本語にはありませんが、英語には有ります。だから、英米流の高等教育を受ければ、行動の問題は解決します。
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