今日封切りの映画『ドリーム』観てきました。 1960年代の、まだ人種差別がまかり通っているアメリカはNASAで働く黒人女性の奮闘を描いた映画です。 まだコンピューターが無く、手作業で幾何学の分野に挑んでいた時代の天才黒人女性達にスポットライトを当てた作品。テーマは人種差別と女性の人権(地位向上)なんですが、決して重苦しい作品では無く、テンポ良く観るものを飽きさせない作品だと思います。 学校は勿論、バス停留所、バスの座席、図書館、水飲み場からトイレまで、全てが白人と有色人種が分けられていた時代が、僕達夫婦が生まれた後にも続いていた事に女房殿は驚いたそうです。 そんな女房殿ですが、終了後、館内が明るくなった時の第一声は「面白かったね〜」でした。 その他にも映画の中に「インターナショナル・ビジネス・マシン」なんてセリフに遭遇したり、勿論電卓すら無くて(僕も現物はお目にかかった事のない)、手動?の計算機が出てきたりと、科学技術の進歩といったところでも結構楽しめます。 黒人女性の叫びに応えるかのように、チーフ役のケビンコスナーがトイレの看板?をバールで叩き壊すシーンも印象的です。 さて次はブレードランナーの続編?でも観ようかな!? |