生命エネルギー

私はどこからきたの

私の作った歌の一文である

実際　私の意識はいつからあるかわからない

死んでしまうと私の意識はどうなってしまうのか

わからない

私の体はただの物質？

私はただの物質？

物質の中に私の意識があるのかな？

その物質自体が意識を持っているのかな？

しかし　私は私の中に生命エネルギーを感じる

その生命エネルギーは私が死んだあとも

どこかへ言って残ると私は考えている

それが今私の中にある意識そのものではないにしても

もしかしたら　それを魂と呼ぶのかな

　　　　　時を超えて

四半世紀の時を超えて今復活した

四半世紀前は知らない

その頃は凄いバンドだったという

私は確信する

今はもっと凄いバンドに違いない

彼らは成長したはずである

その頃より大きな大きな人間となり

四半世紀の時を越えて復活したロックバンド

くつ下

昔ほどの活動はとてもできないだろうが

その分　濃いライブが聴けるにちがいない

　　　　　帰郷

透き通った泥の海を見ている

この地によって苦しむことで

父母にご恩返しをしよう

弟にはヤシの実を夢で送ろう

袋を用意して眠るがよかろう

なぜ心が神にすり替えられるのだろう

ここには神も仏もない

あるのは醜い人間の性だけである

そろそろ帰りの切符を手に入れたい

長い船旅になるだろう

ところが切符をとれないまま

ある時　ふっと羽根のない鳥になり

空高く舞い上がり

あっという間に故郷に帰ってっきた

しかし　父　母　弟　とは会話ができない

違う空間に迷い込んでしまい

今に至っている

　　　　　【これは新聞に載っていた記事で、太平洋戦争で玉砕した人が書いていて遺品となった日記の一部を使い私が妄想して書いたものです】

　×　　　　　　　　×

筆名「空　流雲」さんの詩集２７枚目と２８枚目を写しました。

写し間違い御免なさい。