2017年12月28日(木) 

 

 

>・内閣府によれば国家戦略特区とは⇒「世界で一番ビジネスをしやすい環境”を作ることを目的に、地域や分野を限定することで、大胆な規制・制度の緩和や税制面の優遇を行う規制改革制度です。>平成25年度に関連する法律が制定され、平成26年5月に最初の区域が指定されました」と定義づけされている。>その通りに読めば頭をフルの使う追求課題山積のプロジェクトとなる。

 

野心的なプロジェクトですね。

 

>・今治市への加計学園/獣医学部設置の決定経緯から、安倍首相による国家戦略特区制度の私物化の一端が顕わにされた。>何で今治が、なんで獣医学部が、なんで加計学園が、これは強力な安倍官邸主導と官僚組織内の忖度によって繋がったもので、国家権力の私物化は誰の目にも明らかであろう。

 

安倍首相の処世術によるものですね。

 

>そして官僚組織を貫く各段階の下級役人による忖度(裏ルートの指揮系統)があって、権力の私物化が成り立つことも見えてきた。

 

日本人には意思 (will) が無い。意思は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には時制 (tense) というものがない。だから、日本人には意思が無い。

だが、日本人には、恣意 (私意・我がまま・身勝手) がある。恣意 (self-will) は文章内容にはならないが、バラバラな単語 (小言・片言・独り言) で表される。相手はそれを忖度 (推察) で受ける。それができなければ、空気の読めない人間になります。

 

>・また、森友学園の用地売却や開設認可問題では、官邸トップに対する異様な忖度ぶりを目の当たりにしたが、官僚組織の裏ルートが各級役人の忖度によって成り立っていることも見えてしまった。

 

高文脈文化の特徴ですね。日本の様な高文脈文化においては、言葉以外に状況や文脈も情報を伝達する。重要な情報でも言葉に表現されないことがあるから、忖度 (推察) が必要になります。

 

>・この様な役人の忖度とは、役所ぐるみの思考停止と言い換えることができる。

 

日本語は、現実描写のための言語です。非現実の内容は、文章にはなりません。非現実の内容は、考えの内容であります。全ての考えは、文章になる。文章にならないものは考えではない。日本人には考えが無いのですから、思考停止ということになります。

 

>上位の意向を暗黙のうちにキャッチした、短絡思考がその本質だ。

 

日本人の精神活動は、文章では表すことが出来ません。それは人の心から心へと直接伝えられるものです。以心伝心・不立文字です。文章を介さないから、短絡思考というのでしょうかね。

 

>国税庁長官に納まった局長答弁のように、周りまで巻き込んでいかんともしがたく思考停止に追い込む罪深い行為だ。>・序列圧力が働く権力体組織では、この様な風潮は罷り通ってきたようだ。

 

序列社会の上意下達ですね。これ以外に方法は考えられないでしょうね。

 

>上司に対する部下の忖度の本質は、思考停止と追求放棄にある。

 

‘長い物には巻かれろ’ と言われているではありませんか。日本人は、もともと’考える人’ には向いていませんね。

 

>裏スジルートの意思決定のゆがみ以上に、成員の追求力が麻痺させられてしまうのが問題である。

 

ドイツのような低文脈文化においては、 伝達される情報は言葉の中で全て提示される。正確性が必要とされる言語であるから、全ての考えは文章になる。我が国の文化は、これと真逆の位置にあります。ですから、成員の追求力が麻痺します。

 

>権力体組織に罷り通る忖度とは、成員の思考を停止させる麻薬か毒物なのだ。 

 

文章内容のある世界には、理解がある。文章内容のない、単語ばかりの世界には、忖度 (推察) がある。

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調しています。
「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」(引用終り)

 

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閲覧数571 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2017/12/28 22:27
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