ジェーンにはジェーンの、ピーターにはピーターの、そして僕には僕の人生がある これはもう何十年も前、そう高校卒業の時に友人から聞かされたセリフ。 僕達は学生運動や連続企業爆破事件、東大安田講堂攻防戦や浅間山荘事件といったまだまだ世の中が混沌としていた時代を何とか記憶の隅っこに知っている世代。そしてイージーライダーも知っている。 安全だけどどこを切っても同じ顔が出る面白みの無い、今の時代じゃ感覚的に分からない時代に育って来ました。 危ない、そして怪しい。勿論今より圧倒的に貧しかったのに、でもどこかワクワクしていた「明日はきっと今日より豊かで明るい」と単純に信じる事が出来た時代。 僕の息子達が振り返った時、自分が育った時代はどんな時代だったと思えるんだろうか? |