2019年03月29日(金) 

 

>ロシアは近年、北方領土問題に対する姿勢をより硬化させている。>2016年にソチで行われた日ロ首脳会談で、安倍首相は過去の対ロ政策では交渉は1センチも進まなかった――として、従来の発想にとらわれない「新アプローチ」を提言し、8項目の協力提案も打ち出した。

 

何事も、相手国が主導する交渉になりますね。

 

>これは「難問を解決するには、まず日ロ間で経済などの関係を改善して良い雰囲気をつくることが先決」というロシア側の提案を受け入れたものだ。>しかし、この日本政府の対応は、ロシア側に間違ったサインを送ったと言っていい。>つまり、ロシア側が対日姿勢を強硬化するほど、日本は譲歩するということであり、実際、交渉はその通りに進んでいる。

 

強硬に出れば、日本は譲歩しますからね。日本人は議論が出来ないから、反論する相手をねじ伏せるようなことはしない。

 

>ロシアによる良好な雰囲気づくりが領土問題解決に寄与した例として、とくに中ロ関係を挙げる。>ロシアと中国は40年間にわたって領土交渉し、04年に最終的に国境線を画定できた。

 

‘めでたし、めでたし’ ですね。

 

>それは、01年にロ中善隣友好条約を締結して友好関係や信頼関係を強めたからで、日本もまず、ロシアとの協力を強化し、信頼関係を深める必要がある――と説くのである。

 

それは、ロシアの巧妙な罠ですね。日本人は、良好な雰囲気づくりに努力する。それ以外に計算はない。

 

>しかし、現実は違う。>ロシアが中国との国境線の最終画定を急いだのは、経済的、軍事的に急速に強大化している中国を恐れたからだ。

 

そうですね。中国の急成長は、ロシアにとっての恐怖ですからね。これは効き目がありますね。

 

>中国は1858年のアイグン条約、60年の北京条約で日本の面積の4倍の領土をロシアに奪われた。>現在でも中国の歴史書では、この2条約を不平等条約としている。>ロシアは国際法よりも歴史を重視する中国が、この領土問題を持ち出すことを最も恐れて国境線画定を急いだのである。

 

中国政府の指導による反ロシア運動というものはないのでしょうかね。

 

>つまり、信頼関係とは逆に、中国への不信感や恐れが国境線画定の理由だったのだ。

 

そうですね。相手国への不信感や恐れがあれば、急いで対処することが必要になりますからね。

 

>ロシア人は、緊張感を与える相手に対しては一目置いて尊敬する。

 

そうですね。中国は、ロシアに緊張感を与えていますね。日本は、緊張感を与えない。尊敬されることもない。

 

>しかし、日本のように言いたいことも抑え、すり寄る相手は喜んで利用する。

 

日本人は、ナイーブというのかな、外交というものを知らないですね。人のためになるということなのかな。鴨が葱を背負って出てくる形ですね。

 

>そして内心は蔑視し、対等な交渉相手とは見なさないのである。

 

そうですね。日本人の態度は今も昔も変わりませんね。日下公人氏は、<よく考えてみると、日本の未来はこうなります。> の中で、日本人に関するW.チャーチルの感想を以下のごとく紹介しています。

 

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。

 それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、今まで以上の要求をしろと言う。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人が全く別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。

 英国はその後マレー半島沖で戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。日本人は外交を知らない。(引用終り)

 

 

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閲覧数755 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/03/29 13:00
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