>(以下引用) >中国政府は愛国者の基準についてしばしば言及している。>例えば、香港マカオ弁公室の夏宝竜主任は「国の主権や安全に危害を加えず、中国政府の権力に挑まないこと」と規定してみせた。 >(以上引用) >藤田:>中国(の権力)に挑戦するとは何を意味しているのか、どこまでなのか全く分からず、恣意的ですよね。
民主的なところは全て駄目でしょうね。権威主義は恣意と不可分の関係にありますからね。
>この恣意性が人々の中に怯えと恐怖を生み『何かしたら大変な目に遭うかもしれない』という萎縮的な効果を生みます。 >それこそが権威主義かもしれませんが、生産性に対してプラスにはならないと思います。
そうですね。物言えば 唇寒し秋の風。 江戸時代のようなものか。
>伯川:>「愛国」とは何かを調べました。>英語では「patriotism(ペイトリオティズム)」と「nationalism(ナショナリズム)」がありますが、日本語ではどちらも「愛国心」ですね。 >前者は価値観やシステム、共通善に忠誠心を誓うこと。 >後者は言語や文化への帰属心になります。
そうですね。わが国の場合では、愛国心のない人は ’非国民’ ということになりますね。村八分にされることですね。
>香港の愛国は、中国(大陸)と香港に向けられたものの2パターンあると思います。 >イギリス植民地時代は自分の国=中国への愛国心というナショナリズム的発想でした。
頭を低れて故郷を思う (静夜思 李白) ですね。(こうべをたれて こきょうをおもう)
>ただ現在では、香港の特に若い人たちは中国ではなく、自分はこの場所だから住んでいるという発想に基づいています。>僕も香港永住民ですが日本国籍。>ペイトリオティズム的な意味で、市民権を持つところへの忠誠心と考えると香港は理解しやすいかもしれません。
そうですね。民族自決の精神ですね。
>© ハフポスト日本版 >(以下引用) >では、中国政府が打ち出した「定義」を日本に置き換えてみるとどうなるか。 >「日本の主権や安全に危害を加えず日本政府の権力に挑まないこと」となる。 >(以上引用) >藤田:>『何が反日か』が大変曖昧ですよね。 >日本政府を批判したら反日なのか、自民党を批判したり腐敗を指摘したりしたら反日なのか。 >そう言われる可能性もありますし、実際日本のネット右翼たちはそうしていますよね。
彼らの気に入らないことは全て反日でしょうね。
>「日」とは一体何なのか。>単純なシステムとしての日本国に対する利害なのか、もっと心情的な、想像的な共同体の日本なのかでまた違ってきます。
とにかく ‘日’ とは自分の事でしょうね。
>例えば想像的な共同体としての日本に挑戦するといえば、例えば『日本人は大人しくて黙っているものだ』という風潮があるなか、堂々と喋ることが日本文化を破壊する反日行為とも見做されかねません。>どこまでか定義しないとどこまででも行くのです。
天皇を頂点とする序列国家が日本文化でしょうね。その序列体制を危うくするものは全て反日ということになるでしょう。 日本語には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会であるいうのも云うのも、序列社会の言い換えに過ぎない。 日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。 日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。これは序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。
>伯川: >『忠君愛国』という言葉があるように、日本では天皇に尽くす者が愛国となったのではないでしょうか。
そうですね。戦国大名による天皇の奪い合いになりますね。
>現代になり天皇から政治実権がなくなったことでそれが政権に置き換わり、政権に尽くす・従う者が愛国になったのではないかと思います。
義理 (序列関係から生じる義務) を果たすものが律義者であり、真の日本人でしょうね。義理が廃れば日本人の世は闇だということです。
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