8月1日(月)、「学びの共同体」で研究をすすめられている佐藤雅彰先生を講師にお迎えし、「見取りを生かす授業づくり講座」を開催しました。市内の小中学校の先生方など約30名がセンターに集まり、熱心に講話を聞きました。授業中、子どもと関わる際の声かけの仕方や、「学び合い」の方法、状況に応じた対処の方法など具体的な説明をいただきました。例えばある小学校での様子。『女子児童が、困っているとなりの男子児童に「教えてあげる」と彼の教科書を取り上げ、自分の席で説明した。「わかった?」という彼女の問いかけに彼は顔をかくす。困った彼女は関わり方を変える。(彼の机の上で説明する)すると彼の表情も変わった』子どもの情動の変化を見取ることのできる先生が市内で増えそうです。
|