秋晴れの気持ちのよい朝です。3連休明けの今日から、後期がスタートします。冬休み前までの52日間は、「ふかめよう」ステージといいます。前期で築き上げてきたものを、さらに深化・成熟させることにとって、子供たちの伸身の成長を促してきたいです。

　校長先生の話では、「目に見える成長とともに、目に見えない成長も大切にしていきたいですね」とありました。つい、「テストで100点とった！」「二重跳びが10回できた」などという、数値や可否による評価をすることがありますが、それだけでなく「取り組み続けた心」「乗り越えた勇気」など、心を評価することも大切にしていきたいです。そのためには、時間的・心理的余裕が必要です。私たち教師も、余裕を意図的に生み出すことで、子供たちの心に寄り添う時間をさらに作っていきたいです。

　生徒指導主任の小野先生からは、「よさを言葉で伝えていこうね」という話がありました。佐束小で取り組んでいる「宝カード」は、相互承認をすることでよりよい関係を築くだけでなく、メタ認知力（自分を自分で理解する力）アップにもつながります。宝カードを書いたら壁にあるポケットに入れるのではなく、書いたら友達に「～さん、△△を頑張っているね」などと言葉で伝えることを意識させていきたいです。

　3連休明けでしたが、姿勢よく落ち着いた雰囲気の中で話を聞くことができていました。