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2013年05月30日(木) 
今朝の中日新聞、発言欄に中村さんという方が「茶草場登録を機に苦労思う」という題で投稿されています。
私もこれから違う意味で苦労を掛けると思いますので、…
存続が危ぶまれる農法や景観を維持する目的で認定する「世界農業遺産」に掛川市大野、東山地区をはじめとする菊川、牧之原、島田、川根本町が「静岡の茶草場」として認定された、遺産は衰退していく伝統農法や生態系などを次世代に残していく事を義務づけられた様なものだ定期的に調査され遺産価値を守って行かなければならない(耕作放棄が出る時代に)。認定が決まった時、関係市町や茶業関係者から喜びの声が上がったというが地元の農家は責任の重さに命が縮む思いだろう。
茶価は2000年頃より下がり続け昨年は平成で最安値だった今年は風評も少しは薄らぎ上向きになるかと思われたが市場開きこそ早かったが収量減、単価も新聞の茶況で見る限りでは良くない、燃料費ほか経費は確実に増えているだろう。お茶は健康に良いと分かっていても消費は減る一方だ、お金にならないのに後継者をどうして増やしていくのか。行政は「農家や地域と協力し、人と自然が共生する取り組みを進めたい」「この財産を受け継ぎブランド化を進め茶業、地域の振興に努めたい」というが、言うは優しいがどうしてくれるのかしら
今までは茶の良かった時代を取り崩して守って来る事が出来ましたそれが評価されました。ここは日本のど真ん中「茶草場農法」の茶がブランド化して良くなれば代々継承もでき農家だけの問題ではなく全体が良くなりますね。
茶農家は頑張っていると思います……

閲覧数1,601 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2013/05/30 16:43
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2013/05/31 10:17
    この農法を守るということは本当に大変なことと思います。
    乗用が、入れない農法をこれからの方がどうして守り抜いていけるでしょうか。
    値段は下る、肥料代は上る。
    きれいごとではないと思います。

    棚田がいつまでも続けていけるでしょうか。
    美味しいものにこだわる気持はわかります。
    遊びでは出来ないですよね。
    なんてえらそうに言ってしまいました。
    次項有
  • 2013/05/31 11:55
    みつちゃんさん  
    ありがとうございます。
    この農法は当たり前のことを当たり前にしているだけの事です、茶価の低迷でサラリーマン並みの収入が取れなくなったこれでは跡取り息子を家においても小遣いもない嫁も来ない他で働いてもらうしかない後継者がなくなったという事です。
    山間地の茶畑はボタ(のり面)があります。そこには当然草が生えます(草を除草剤で枯らせば崩れてしまいます)毎年、良い草(ススキ等)を生やすには草刈りなどの管理が必要です、ススキなどは十分成長して穂を出した後(晩秋)が刈る適期です、まだススキが若い時刈るとススキは弱りツルの様な悪い草がはびこってきます。農家は経験的に知っていますからこの時期に草刈りをします。気が付いたらこの場所には他では見られなくなってしまった「生き物」が残って居ました「茶草場」として末永く残してくださいという事ですね。
    「棚田がいつまでも続けていけるでしょうか。」
    棚田は今や観光、体験ツァーとしても人気がありますね、自分も出来ることなら手伝いたい孫にも田んぼで遊ばせたいとか思いますボランティアもあるでしょうが広い山間部の茶畑ではどうでしょうか?「茶草場」の茶は特別としてブランド化でき高価格で売れサラリーマン以上の収入が保証される国土を守り景観を守る水も空気も守るのです、偉い人、いい知恵をお願いします。
    次項有
  • 2013/05/31 23:51
    粟ヶ岳の茶文字を見て、育ちました。

    家族総出で、山の斜面から刈り取った草を転がして集めて、
    背負子で背負ったり、天秤棒で、小一時間かけて、茶畑まで運びました。

    小柄な父ですが、ど太い腕と肩が巨人に見えました。

    そのお蔭で、私達兄弟は学校に行けたのですが、
    実家では、すでに農業はしておりません。

    私の住んでる界隈も、荒田茶畑が増えています。

    にっちも、さっちもの現状ですが、
    この勇気ある行動に敬意を表したいと思います。

    次項有
  • 2013/06/01 11:13
    隣のとろろさん ありがとうございます。
    粟が岳の茶文字を見て育った。そちらの方の出身なんですね、高級茶の産地。
    家族総出で農作業を手伝った目に浮かびます見えるようですそうして守ってきた先祖伝来の土地に絶滅危惧種になってしまった動植物が居ましたこれからも守り続けて下さい。と言われても「にっちも、さっちもの現状で」簡単に分かりましたとは言えませんね
    環境破壊はドデカイ問題地球規模、それでも小さな事から始めないといけないそれには大企業や都市に住む人たちの協力が必要(環境税とか)煽てられただけでは守り切れません。
    次項有
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