東奥日報 2012年9月1日付 朝刊 【大型ヒョウタン 畑に100個ずらり】 弘前市五代にある弘前署岩木駐在所隣の畑で、大きく育ったヒョウタン約100個が棚からぶら下がり、道行く人の注目を集めている。同市内でヒョウタン栽培と加工を楽しむ「岩木ひょうたんの会」は、自分たちで作ったヒョウタンを「気軽に見に来て」と呼び掛けている。 ヒョウタンは同会会員の女性の敷地(約300平方㍍)で、会員12人が協力して栽培しており、今年で3年目。イボヒョウタンや中国ヒョウタンなど12種が栽培されており、重さ約25キロ、高さ約80センチの大型のものもある。7月20日前後に着果しグングン成長。10月末の収穫までさらに5キロほど成長するという。大きくなったヒョウタンの下には落下を防ぐネットを設置し大事に育てている。 収穫後は会員が漆を塗ったり絵を描いたり、観賞用に加工する。 同会副会長の小山内武志さん(55)は、「一つとして同じ形がないのが魅力。ヒョウタンの曲線や、収穫後にだんだんとあめ色になるのが面白い」と話す。 今年は7月下旬の低温が影響し、着果数は例年の半分。それでもずらりと並ぶヒョウタンを見て、小山内さんは「10月にかけこれからどれくらい大きくなるか見に来てほしい」と笑顔で呼び掛けた。 (佐藤彩乃) 〈読者投稿〉 20年ほど前から自宅の庭でヒョウタンを栽培しています。品種は千成ヒョウタンで果実の大きさは野球ボール程度です。収穫したヒョウタンの利用法は愛瓢家によって様々ですが、私は脳活性化の小道具として活用しています。 ヒョウタンを手に持ってその表面を指でこすると、ヒョウタンの精が出てきて願い事を聞いてくれるのです。似たような話でランプの精というのがアラビアンナイトにありますが、同じ理屈だと思っています。 その理屈というのはヒョウタンに触れたときの複雑な指の動きが脳に伝わって、脳を活性化させるのです。活性化した脳からは良いアイデアが生まれ問題解決の糸口になるのです。 去年の夏、青森県の浅虫温泉を訪ねました。そのとき目にしたのがこの記事。そこに示されたヒョウタンは千成種の1000倍も大きい。このヒョウタンに触れたら、大きな夢が叶えられそう。私は幸せな気分を味わったのでした。 横田健之助さん 77歳 北海道 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |