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2014年12月10日(水) 
「森づくりを未来につなげる全国サミット&シンポジウム」の報告書作成の仕事をしているのですが、各所から「川勝知事の祝辞が素晴らしいと聞いたので、音声データを聞かせてほしい」「テキストになっているなら読んでみたい」との声が多くありました。
報告書ができる前ですが、ここに掲載しますね。

私が素晴らしいと思ったのは、各市町の多くが、津波対策に何十メートルもあるコンクリートの壁を海に築こうとしているのに、掛川市では森づくりによる緑の防潮堤を選んだ、ということです。

それにしても、知事のスピーチは、やっぱり上手だなあと思いました。



「森づくりを未来につなげる全国サミット&シンポジウム」
川勝平太静岡県知事祝辞

本日、明日にかけて、森づくりを未来につなげいでいこうというサミットがこの掛川市で開かれることを、県をあげて喜んでいます。この地で開かれることの意義、私どもは505キロの海岸線があります。人々が200数十キロにわたって生活しており、住宅があり、産業があります。それぞれの市町では、その土地にあった形で津波に備えようとしていますが、掛川市におきましては、宮脇先生の提唱する緑の防潮堤、緑の防波堤方式でやるとお決めになりました。これは誠に慧眼であるというか、高い見識をお持ちであると思うわけです。
掛川市は深蒸し茶の産地であり、日本一の健康を作っているまちです。健康寿命は静岡県が全国一です。339の農芸品があり、日照時間は日本一で、花の数も704品目です。豊かな森が豊穣の海を創り上げています。そうした中、「人がいかにして緑を育てるか」「それは命を育てることに等しい」という哲学を若いときにおたてになり、世界で一番たくさん木を植えられた宮脇先生のお考えて選ばれた。先生は1億2千万本、日本人の数だけ植えるんだとおっしゃっておられますが、あと2年後には米寿を迎えられる先生ですが、おそらく植えるまではこの志を持ち続けられると思います。
そして掛川はそれを選んだ。となりの御前崎市、牧の原市も。この宮脇方式が東海沿線に広がっていくことを期待していています。

この掛川市は、天下一のものによく目がいくまちです。大日本報徳社があり、経済と道徳、そろばんと論語、それは常にひとつでなければならないという二宮尊徳の教えがありますが、常に高い倫理観を継承しているまちでもあります。
掛川の新幹線駅は、市民の億単位の寄付で作ったものですし、在来線の駅の中で唯一の木造駅舎も、市民募金で木造を残して耐震性を強化しまた。掛川城も市民が作ったものです。誠に自立する精神にあふれているまちですが、その自立する掛川市が県と国に援助を要求するというのは相当なことだと思います(笑)。

今、東日本では、津波対策に十数メートルのコンクリート壁を400キロにわたって作ることをしています。それもいいかもしれなが、潜在自然植生というものをよく考え、ふるさとの木によって、ふるさとの森をつくり、皆さんの命を育むようにしたらどうか、という宮脇先生の唱えられたことを掛川市は選んだわけです。掛川市は、時ノ寿の森クラブとともに、高い気運と志を全国に発信していかねばなりません。

この全国サミットが実りあるものになりますよう心よりご祈念申し上げ、県外からお越しの方々を、県370万人を代表し、歓迎を申し上げまして、ご挨拶といたします。本日はおめでとうございます。

閲覧数1,321 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2014/12/10 15:44
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2014/12/11 21:46
    私も知事のお話はすばらしかったと思いました。短い時間なのに、中身が濃い内容だったと思います。感激しました。
    次項有
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