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2009年11月17日(火) 
 先週床屋さんが「最近毎朝うちの前の電線にたくさんに鳥が止まってギャーギャー鳴いている」とぼやいていました。 昨年の冬、仕事の帰りに掛川駅に寄って夕方駅に集る鳥を観察したことがありました。駅に集る鳥はムクドリ、スズメ、セグロセキレイハクセキレイなどで圧倒的に多いのがムクドリでした。
 ムクドリは冬になると大群を作り、昼は農耕地などで餌を採って夕方はねぐら集って休みます。
 ねぐらにはいくつもの群れが集るので中には一万羽を超えるねぐらもあるようですが、掛川駅前のねぐらには、100羽ほどの群れが10~15程でしたので1000~1500羽位かと思います。
 この群れの来る方向は主に西の方角が多いので、私の行く床屋さんはちょうど飛行ルートの下になります。
 大きな声で鳴き交わしながら群れて餌を採るムクドリは、秋になると目に付くようになるので、「椋鳥や枝に来るほど木葉散る<桃水>」「むれて来て栗も榎もむくの声<沾圃>」などと読まれています。ムクドリが群れて目に付くようになると秋も深まりもうすぐ冬です。

閲覧数1,069 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2009/11/17 18:24
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コメント(4)
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  • 2009/11/18 17:42
    さん
    お名前:ムクドリ

    私のことを紹介してくださってありがとうございます(笑)
    その昔、探鳥会に参加したことが数回ありまして、そこに集っていた愛鳥家の皆様は、ムクドリを見ると必ず「なんだ!ムクか!」というセリフをおっしゃってガッカリされていました。
    声も姿も美しくなく、おまけに大群で押し寄せては人に迷惑をかけているムクドリですが、誰からも愛されていないのかと思うと少々いじらしくなってきます。
    この写真をよく見ると、スリムな嘴にまん丸おめめで、なかなか可愛らしいですね(自画自賛?!・・・いえいえ写真が素晴らしいのです!)
     それにしても、春夏はつがいで子育てをするというこの鳥が、なぜ冬になると群れになるのでしょうか?
    次項有
  • 2009/11/18 18:17
    ムクドリさん私もムクドリは好きですよ。大群でギャーギャーやっている時は少し引けてしまいますが、公園の芝生などで、ちょっと丸い体でチョコチョコ歩きながら芝生をつついて餌を採っている姿はほほえましいし、オレンジのくちばしや足もきれいです。またの名の「白頭翁」も白髪のおじいさんで親しみがこもった名ですよね。地面を歩きながら採る餌は畑や田んぼの害虫の幼虫ですから、人の生活にもずいぶんと寄与していると思います。集団で群れてねぐらを作る理由を調べていたら、3万羽のねぐらが長野にはあると載っていました。
    ねぐらを作る理由は、①情報交換の場になっている説(餌にあぶれた個体が翌日は満腹になった個体についてゆくのだそうです。)②捕食者から逃れると言う説(捕食者がいたるところにいると考えると1ヶ所に集ってしまえば襲われる確率は低くなります。)③遺伝子交換の場になっている。などいろいろ推測されるようですが、今のところは鳥が群れを作るのは鳥の世界の七不思議だとこの本には書いてありました。
    次項有
  • 2009/11/19 09:22
    さん
    お名前:ムクドリ

    七不思議ですか!
    ますます興味が湧いてきますね。
    でも、何にしても、群れを作ることが、鳥にとって有益であるわけですよね。(今度ムクドリ語をマスターして質問してみます!・・・?)
    次項有
  • 2009/11/19 10:27
    分かったら真っ先に教えてください。鳥学会に一緒に報告しましょう(笑)
    次項有
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