自然相手の仕事は、なかなかこちらの思うように進む時ばかりではありません。雨に降られることもあるし、事前に下調べをして、調査計画を立てても思うような成果を上げられない時もあります(ここが技術力の見せどころなのですが)。
今日はそんな一日でした。ハチクマというタカの巣を捜しているのですが、今年はちょうどハチクマの雛が孵る時に長雨になったためか、今まででしたら春先に蝶のように背中で翼を羽ばたかせるディスプレーが見られたところでは、たいがい営巣が見られるのですが、今年はそんなところをいくつか回ってみても姿を現してくれません。今日も一日がんばっても、雛を育てている気配が無く疲れて帰ろうとした道の途中に黄色い花が咲いています。車を降りてみると「トモエソウ」です。花びらがちょうど巴の形になっているところから付けられた名前です。ただ残念なことに周りにはたくさん実が付いている株はあったのですが、花が咲いているのはこの一株。それもやや時期を逃したくたびれた花でした。付いていない時はこんなものです。