足踏みしていた春もやっとまた歩き出して、今日は一日暖かかったですね。暖かい日差しに誘われて、シキミの花が満開に咲いていました。シキミは仏花としてスーパーなどにも売られています。シキミの名の由来は実に毒があることから(悪しき実)のあが略されたとされています。毒の成分は、シキミンで、皮にはイチリンという物質があり、嘔吐や下痢、昏睡、呼吸障害などを起こすとされています。
昔は火葬をしないで土に埋めたので、遺体を野犬などの動物が堀起こさないように、上にシキミの枝を積んで埋めたそうです。動物は本能で危険な植物が分かるのですね。あるテレビ番組で、大学の教授が人も本能で苦いものには毒のものが多いと分かっているので、苦いものは子供は好まないことが多いが、大人になってくると経験で苦くても食べられるものがあることが分かってくるので、苦いものも好きになるといっていました。ですから子供に好きなものだけを食べさせていると、食味の経験が少なくなるので大人になって豊かな食生活がおくれなくなる心配があるそうです。昨日蕎麦屋で食べたフキノトウのてんぷらは美味しかった。苦いものも分かる舌でよかった。