空港の下に新幹線の駅を作ることは反対でしたが、最近は作った方がいいのではと思ってます。
掛川に駅が無かったら間違いなく開設するでしょう。
今のままで作ろうとするなら、ダイヤ上の制約が無いように、静岡~掛川間を複々線にすればいいかも。
知事が記者会見でにこやかに静岡空港の下(地面の中ですよ)を走る新幹線に新駅を設置する必要性を力説されておりました。 そりゃ駅があれば多少は便利だとは思うけど、地上に作る新駅よりもずっとかかるであろう建設費用は誰が負担するのかな、かけた費用に見合う乗降客数を確保できるのかしら、県内の限られた地域の人しか使わない空港なのに新幹線と結節することの意義と効果はどうなの、とか県内にはすでに6つの新幹線駅があるわけですが、静岡~掛川間に新駅を作ることは運行ダイヤ上可能なのか、などなど知事の笑顔とは裏腹にネガティブな思考ばかり浮かんできます。ニュースでは知事の発言を伝えるだけで、可能性やもたらされるかもしれない波及効果についての言及はありませんでした。静岡空港を建設する前のバラ色報道を反省しているのかな、などと勘繰ってみたり…。 中央新幹線(リニア)ができれば、東海道新幹線の位置づけが変わる、そうすれば空港地下に新駅も作ることができる、というのが知事の発言の根底にあるようですが、全国の交通網の中での静岡空港の位置づけを分析していただいて、新駅の必要性をきちんと判断していただいたほうがよいのではないか、と思います。 空港でさえ必要性の根拠が曖昧、実績もイマイチなんですから、それに関連するものはより慎重に検討がなされるべきだと思います。 世の中はやたらハードを作る時代ではなくなったのです。 |