9月1日の防災の日を前に、袋井市では今日、夜間の突発地震の発生を想定した防災訓練が行われました。 今年度、自治会の防災隊員を拝命している駿河守は事前の準備で発災の1時間前に集まって機材の運搬や、テントの設営などを行いました。 今回は、夜間の訓練ということもあり避難場所への誘導訓練と、点呼を行って早々の解散となりました。参加者は世帯数の半分に満たない程度、大きな震災の後でしたがお世辞にも意識が高いとは言えない感じでした。 実際の地震の際、私たちはどう行動すべきなのでしょうか? 地震の起こる時間によりとるべき行動は大きく変わりますが、自宅にいた場合は家が無事であれば避難所に足を運ぶ人はあまり多くないような気がします。各戸の安否は班ごとに自宅の近くで確認しあったほうが合理的なような気がします。そう考えると、訓練項目自体の必要性を再検討してより実践色の強いものを考えるべきなのかもしれません。もちろん必要な内容は自治会ごとの所在する地域の地形や住民構成、倒壊のおそれのある古い家屋の含まれる割合などにより大きく変わりますので、全市的な統一的な内容というのもありえません。 自助と共助を有効なものにするためには事前の備えが欠かせません。地震が来ると言われて30年あまり、そろそろ本当に必要とされる訓練内容を考えるべきではないかと思いました。 |