さて、話題は降格に。 その前に一言。 時々『降格争い』って言う人がいますが、降格は争いません、争うのは残留です。だから『残留争い』が正しいと言いたい。 さて、アビスパ福岡。 昨季昇格を決めた時には『ありゃ!?珍しいクラブが上がってくるな~』というのが率直な感想。 このクラブの源流は静岡県にある防犯会社が所有していたクラブチーム『藤枝ブルックス』 それがJリーグ加盟の夢が頓挫し、福岡県に移ったもの。だから当初は福岡ブルックスと名乗ってましたね。 残念ながら1年で再びJ2に逆戻り、一緒に昇格して初優勝争いを繰り広げている柏とは明暗を分けてしまいました。また昇格して来る事を期待します。しかし京都といい福岡といい、J1に定着するのは極めて難しいんですね…。J2以上、J1未満ってな感じです。 もう1クラブ、モンテディオ山形も確定と言ってもいいのかな? このクラブ、何故か好きなんですよね~。J1昇格した時に、アウスタで財前の勇姿を目撃した時は感動しました…。そんな山形、今季は頼りになるFWが不在だった事が響きましたね。昇格一年目を何とかしのいだものの、得点力不足に悩み昨季は鹿島から田代をレンタル。彼の奮闘もあり2年連続で残留を果たすも、田代は鹿島復帰。活躍してもらわなければ困る長谷川は怪我で離脱。最後まで得点力不足は解消しないままでしたね。 さてここまで2チームは誰も異論は無いものの?最後に残ったJ2行きのシートに座るのは大宮(35)?浦和(32)?それとも甲府(30)か? ここは残留勝ち点を39とした場合、4戦で大宮は1勝1分で到達。そして浦和は2勝1分、甲府は3勝で到達となります。 こうした場合、大宮は余程のアクシデントが無い限り残留か? するとやはり最後のシートは浦和か甲府のどちらかが座る事になると考えるのが妥当かな? 数字の上では勿論上位に居る浦和が有利、それに浦和は残り4戦中、3戦をホームで戦えるのは極めて大きい!おまけにアウェイ1戦は降格が確定した福岡が相手。残留に必死な浦和と目標を据えにくい福岡ではモチベーションの差は明らかか!? 但し対戦相手は仙台と柏といった難敵であり、油断は禁物!それと浦和には数年前に優勝を争っている中でこれまた降格確定済みのFC横浜に負けた過去が…(残り1戦はホームでの磐田戦)。 対する甲府はホームでマリノス、新潟と。アウェイで磐田&大宮戦。 こちらも難敵? 横浜は最近調子を落としているから付け入る隙は有る?新潟と大宮も残留に必死だから、楽な試合は無いかな? 心情的には伊東と市川が居る甲府に頑張ってもらいたいと思います。 ※今夜はここまで。次回は昇格やります! |