7月19日に第二回目の人づくり講義が開催されました。演題は「自治組織と自治基本条例」。講師には静岡大学教授日詰一幸氏を招きました。そもそも自治基本条例とは何なのか?なぜ必要なのか?日詰先生はそれらについて、地方自治体をめぐる環境の変化や地方分権に触れ、丁寧にご説明くださいました。自治基本条例だけではなく、佐賀県武雄市の取り組みや掛川市で行われている協働の事例を紹介してくださり、多くのことを学べる講義でした。自治基本条例は現在、策定作業が行われております。策定状況は市のHPのトップページ左から見ることができます。今後のまちづくりにとって重要なものとなりますので、一度チェックしていただきたいと思います。http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/life/shiminisa…index.html 7月21日には、まちづくり塾のカリキュラムの中心となる分科会が開始されました。初回ということで、講師に静岡大学の平野雅彦氏をお招きし、オリエンテーションを行いました。オリエンテーションでは平野先生が大学で行っている事業の紹介や、グループワークを円滑に進めるために必要なことを説明してくださいました。講義後は休憩をはさんで、グループワークに移ります。塾生が関心を持っていることを付箋に書き、共通するテーマごとにグループ分けを行いました。次回から本格的な分科会が始まります。塾生の皆さんには、平野先生が強調していた「共感」を胸に刻み、これからの分科会活動に励んでいただきたいと思います。