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2013年07月12日(金) 


学研が隔月で刊行している「歴史群像」。
時代、国を問わず、歴史的な事件や人物、兵器などにスポットを当てた歴史本です。以前は毎号購読していましたが、お財布事情もあり、最近は購入していませんでした。

今回、購入することになったのは「小幡城」が特集されていたからです。
「小幡城」?、茨城県の水戸市の南の方にある石垣も建物も残っていない土のお城です。有名な武将が作ったわけでもなく、歴史に残るようなエピソードがあるわけでもなく、いわゆるマイナーなお城なんです。

しかぁし、このお城の縄張りが絶品なんです。土を掻きあげて作った土塁で作られたまさに迷路、地図がなければ本丸にたどりつくのは至難の業です。

実はこのお城、駿河局の父君のご実家の近くにあり、以前城内にタケノコ堀りに行ったことがあります。あまりにもの城の素晴らしさにタケノコ堀りそっちのけで城内を歩き回ったものでした。

『小幡城紹介のHP』

土のお城の見学には、見どころをかみ砕いて説明した資料が不可欠です。コアな城マニアでなければ、城のパーツをうっそうと生い茂った木々の中から見つけ出すのは困難でしょうし、そのパーツの機能がそもそも分からないということになります。観光資源として活用するには天守をはじめとする建物、石垣が残っているお城とは違う案内方法が求められると思いますが、そこまで出来ているお城は残念ながらあまりないですね。


閲覧数632 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2013/07/12 13:15
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2013/07/12 20:43
    shinobiさん
    私も先月、伊賀の壬生野城、甲賀の村雨城、寺前城を地元のボランティアの方に案内して頂きました。

    まるっきり城の原型みたいなもので、門も丸太を組み合わせてあった程度だったそうです。
    それを敵が丸太で突いて破られないように(勢いがつかないように)門の前が坂になっていたり、道が折れ曲がっていたりで面白かったです。

    あの辺りの城はせいぜい1~2日程度の籠城で次の城に逃げ移るという事で、井戸がありませんでした。
    何か子供同士の争いみたいですが、それでも六角氏を織田勢からかくまったそうですので、考え方によってはメジャーな城ですね!
    次項有
  • 2013/07/14 21:43
    鉛筆駿河守さん
    >shinobiさん

    伊賀国は突出した勢力がなく小規模な城郭が多いと何かの本で読んだことがあります。
    小さなお城でも見どころが多いということですね。

    ボランティアの方に案内していただくのはとてもいいですね。
    最近はボランティアの方がいらっしゃるお城も多くなりました。
    案内をしていただけると見どころをちゃんと押さえることができるのでいいですよね。
    次項有
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