来月の「ゆるゆる遠州ガイドライド」でお城めぐりコースを案内することになり、当日まわる4つのお城について改めて勉強をしています。 観光で見にいくお城は建物や石垣のある優美で壮大なイメージのお城が多いのですが、今回まわる城跡のうち、袋井市の馬伏塚城、掛川市の高天神城は建物どころか石垣すらなく、予備知識がなければ周りからお城を見てもそこが城跡であると認識することすら困難なお城です。 では、そういったところは見所がないのか、と言えばそうではなく、一般的な観光のイメージでの見所はありませんが、そのお城の歴史、歴史のなかで見えてくる城の役割、役割から見えてくる土塁や堀などの存在意義、というかその構築物を作った目的などが明らかになると、戦国時代がずっと身近に感じられるようになります。それを感じられる土塁や堀などは400年余の時間を越えて確かに存在しています。 ガイドの役割は、こう言った事柄を分かりやすくお客様にお伝えし、戦国の息吹を感じていただけるか、ではないかと思っています。 とは言え、僕はただの(レベルの低い)歴史オタクで、専門的に学んだことも関連する仕事に従事したこともないわけで、どこまで魅力をお伝えできるか分かりませんが、頑張ってガイドしてみたいと思っています。 |