母親強しですね。
3人の子供を育てながら、経済的にも大変なことでしょう。
それに応える力、いくら父親が望んだこととはいえ努力ですね。
この少年は6年生のとき父親をがんで失った。母親は小学校の非常勤講師として復職しこの少年を含む3人の子供を育てた。父親はプロ野球選手になることを望んでいた。その望みのために少年にとにかく食べさせた。夢を追わせたかった。この少年は長いプロ野球の歴史の中でも誰よりも多いシーズン216安打を放った選手になった。(中日新聞10月9日コラムから抜書きしました) 以下、中日新聞10月1日の<この人>を写します。 プロ野球シーズン最多安打を達成した「秋山翔吾さん(27)」 オリックス時代のイチロー選手の記録(210)を抜いたのは「自分の役割はヒットを打つことではなく、塁に出ること」と一番打者としての仕事を全うし続けた結果だ。33試合連続安打のプロ野球記録にあと2と迫って迎えた7月14日の楽天戦。無安打のまま延長戦に入り、最後の打席で四球を選んで記録は止まった。「自分勝手な打撃をしたらチームの流れが悪くなる」本文を貫いてサヨナラ勝ちにつなげた。 神奈川・横浜創学館高では甲子園大会に出場できなかったが、その才能は八戸大(現八戸学院大)で磨かれた。大学1年からレギュラーとなり、4年の春季リーグ戦では首位打者に輝いた。 2011年にドラフト3位で西武に入団。宮地克彦打撃コーチは「準備が緻密。準備し過ぎて頭でっかちになっていた時期もあったけどね」と球団を代表する一番打者に成長した姿に目を細める。 試合がない日でも野球が頭を離れることはない。それでも昨年11月に生まれた長男と遊んでいる時ふと思うという。「ああ、やっと休みだな」。緊張がほどける大切な時間だ。神奈川県横須賀市出身。 (佐藤暢一) × × リハビリのための写しですが皆さんのお蔭で続いていますありがとうございます。 |