屈辱以外のなにものでもないJ2への降格。その原因についてマスコミもアレコレと書き立てているが、基本的論調は『クラブの方針が拙い』となっている。 選手の方を見ず、常に権力側に付いていた。選手へのフォローが皆無、etc 時を遡り、伊東や市川放出の手際の悪さ。そして岡崎移籍のトラブルまで、ひっくるめて『フロントが悪い』だ。 確かに伊東と市川の移籍については、どんな理由をつけたとしても拙い対応であった事は否めない。 しかし、しかしだ。 岡崎の海外移籍については、岡崎側にも非があったと感じている。 ここにも書いたことがあるが、岡崎は契約期間の解釈について問われた時に『詳しくは知らない』とコメントしている。確かに契約は代理人が立ち回るんだろうが、最終的にサインするのは選手自身。立派な成人が『あまり詳しくは知らないが、サインしましょ』なんて事があり得るのか? そんな姑息な言い訳するより、『移籍には色々と障害があるのは承知している。でも夢であった海外移籍をどうか叶えさせて欲しい!』とあの時に言っていたら・・・ 残念でならないし、岡崎の一言で事態は変わっていたのかも。僕がどうしても岡崎を許せないのは、この思いがあるから。 清水に対して岡崎に少しでも愛着が残っているのなら、今こそ『あの時は色々とあったが、今は清水を何とかしたい、して欲しい!』と言って欲しい。それだけでもサッカー界からのクラブへの呪いは軽くなる。 しかしながらマスコミってのは、転んだ者には転んだ原因をアレコレと書き並べてくれるが、転ばぬ方策には触れないんだよね。えっ?書き立ててある事の逆をやればいいって?そんなもんじゃ無いだろうな。 フォルツァ・エスパルス! |