初めに行ったのは2002年8月でした。今は展望のよい木道ができているそうですが、当時は池の間の細い道を行くのみ。この日はクマが活動中ということで、第2湖から先は通行止でした。
雨男の私の所為か、昼なお暗い曇天でした。
しかし、時々湖面に波紋を描く雨、暗い風景もそれなりに風情がありました。
自然の風景の中のあめではありますが、「巷に雨の降るごとく、わが心にも涙ふる。かくも心ににじみ入る、このかなしみは何やらん?」の気分も味わえる…と引用すると、詩を理解できていない…と叱られるかな。
歩いている時は何ともなかったのですが、写真だけを今見ていると、上の詩のような気分になります。もう行けない身体になってしまった所為か。
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