今年の4月から在籍してる法人は正規スタッフが30人程の小さな組織だけれど、毎年この時期になるとスタッフの面接を実施。今の仕事や来年度の希望等を聞く機会なんだけれど、中にはカチンと来る時もある。まぁ冷静に聞き流す度量に欠ける俺も悪いんだけどね。 ある若手スタッフから言われたのが『◯◯係の△△業務が上手く行ってないと思います』『担当者の◇サンは色々と難が有るんで、来年度は僕に担当させて欲しい』 一見仕事について考えている様にも見えなくは無いけど、それって違うぞと思った。 人事にパーフェクトは無い、でも管理者側は少しでもリスクを減らした配置を考えている。前任の局長サンも色々と考えた結果、今の人事配置を決断した筈。確かに◇サンの仕事ぶりは十分じゃ無いかもだけど、法人全体の業務を考えた結果、一番リスクやトラブルが少ないと判断しての配置だと俺は思ってる。 そもそも◇サンを今の担当から外した場合、何の事業の担当にすれば良いのか?人事ってそこまで考えなきゃ意味が無いんだよ。単にあの人の仕事が拙いから担当から外せといった批判だけじゃ何の解決にもなって無いし、そもそも正義感で言ってる様な思いだろうけど、率直に言ってそんな批判だけの意見は無責任。 管理する側は、今迄もそして今後も法人全体の業務を俯瞰して、一番リスクの少ない人事配置を選択して行くよ。 そう言って面接を終わった。 |