2022年02月22日(火) 

 

 

>「日本もウクライナと同じことになる」と小野寺元防衛相  > FNNプライムオンライン 2022/02/20 21:14

 (略)

>小野寺五典元防衛相(自民党安保調査会長)は20日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、ロシアによる軍事侵攻の緊迫度が増しているウクライナ情勢をめぐり、「この問題は必ず日本に影響する。

>自国は自国で守るというスタンスがなければ、日本もウクライナと同じようなことになる」と警告した。

 

自衛についてまったく同感ですね。   

 

>小野寺氏は、バイデン米大統領がロシアの軍事侵攻があっても、ウクライナ国内にとどまる米国民の退避のために米軍を派遣する考えのないことを早々に表明したことに触れ、「米国の姿勢が少し心配だ」と述べた。 >「トランプ大統領なら、米国の軍事アセットを周辺に配備して力を示した。 >バイデン大統領はそれをしないというのであれば、プーチン大統領からみれば『口先だけだな』と(見透かされる)。 >お互いが強い立場にあるからこそ交渉ができる」と語った。

 

そうですね。強い人間は、自己の力を相手に示す必要がありますね。    

 

>小野寺氏はNATO(北大西洋条約機構)がウクライナへの軍事支援に二の足を踏んでいることを受け、「台湾でも自分たちは結局見捨てられるのではないかという話が浸透してくると、やはり中国と仲良くしようという勢力が出てくる。 >東アジア、台湾ではすでにハイブリッド戦が行われていると考えるべきだ」と指摘した。 

 

そうですね。    

 

>また、ウクライナ危機が高まれば、日本近海で核兵器を搭載可能な米原潜とロシア原潜が一触即発になるとの専門家の指摘について、小野寺氏は「米国とロシアの主戦場はいま千島列島付近になっている」と同調。 >「北方領土が話し合いで返ってくることはあまり大きな期待はできない」と述べた。  

 

日本にとって残念なことですね。   

 

>以下、番組での主なやりとり。 >小野寺五典氏(元防衛相): >なぜロシアはこれほど怒るのか。 >ナポレオンが攻めてきたとき、ヒトラーが攻めてきたとき、ロシア周辺にバッファーとなる国があったので防げた。 >これが戦略的な基本だ。 >そのバッファーの国が次々とNATOに入り、ロシアを攻めるミサイルを配備されることがロシアにとって一番恐れていること。 >このバッファーをどう保つかが解決策になる。  

 

周囲の国から警戒されていることがロシアの根本的な問題ですね。    

 

>ただ、私は今のアメリカの姿勢が少し心配だ。 >トランプのときは、米国の軍事アセットを周辺に配備して、力を形で示した。 >今回バイデン大統領はそれをしないとなれば、プーチン大統領から見れば「あ、口先だけだな」と。 >ワシントンの専門家は「トランプのあとの世界はSENGOKUJIDAI(戦国時代)になる」と言う。 >日本語の「戦国時代」という言葉で。 >なぜかというと「群雄割拠になる」と。 >実は、こういうことがアフガンでも起きているし、今回ウクライナでも起きている。 >もし台湾で起きたらどうなのか。 >私たちそれを心配している。 

 

何処の国にも徳川家康が必要ですね。   

 

>橋下徹氏(番組コメンテーター、元大阪府知事、弁護士): >緊張感が高まって、「もうだめだ」と言ったところから軍縮は始まる。 >小野寺元防衛相: >(軍縮)交渉はそうだ。 >お互いが強い立場にあるからこそ交渉ができる。 

 

そうですね。力が平和を保障します。    

 

>畔蒜泰助氏(笹川平和財団主任研究員): >ロシアの次の一手はおそらくベラルーシへのミサイル配備と形になると思う。 >核搭載可能なミサイルも当然含まれる。 >場合によっては、開発が進む地上発射型の極超音速ミサイルなども含めて配備される。 >その狙いは要するに中距離ミサイル問題だ。 >米国は実は、中国との戦略的競争のためにアセットをできるだけアジアに集めたいと考えているが、それをロシア側が配備すれば、欧州と中国に分断される。 >ロシアは米国との交渉でおそらくそこを狙っている。  

 

そうですね。ロシアと中国は同盟を必要としない協力関係にありますね。    

 

>小野寺元防衛相: >ハイブリッド戦は平たく言うと、戦わずして勝つという形だ。 >台湾も東アジアもどう見ているか。 >ロシアがああいう形でウクライナに侵攻し、本来応援してくれるかなと思っていたNATOが二の足を踏んで外交の話をしている。 >理由は、ウクライナがNATOに入っていない、同盟として守る義務がないということ。

 

ドイツのヘルメット5000個の供与について ‘どんな支援も感謝するが、善意の寄付を求めているのではない’  (ゼレンスキー大統領)  

 

>では、台湾のことを考えるとどうか。 >米国は台湾関係法の範囲で武器は供与する。 >しかし、日米同盟のように守るとまでは言っていない。 >台湾の人の中に「自分たち、結局見捨てられる」という話が浸透してくると、やはり中国と仲良くしようかという勢力も出てくる。 >実はもうすでに東アジア、台湾周辺ではハイブリッド戦が行われていると考えるべきだ。 

 

そうですね。ロシアと中国ではハイブリッド戦は起こりませんね。  

 

>松山俊行キャスター(フジテレビ政治部長・解説委員): >ロシアがウクライナで動こうとしているとの懸念がある一方で、極東でも動こうとしているのではないかとの見方がある。  

 

ロシアは大国ですからね。手広くやりますね。      

 

>梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー): >元自衛艦隊司令官の香田洋二氏は「ウクライナ危機が高まれば、日本の近海でも米露が一触即発の状態になる」と話している。 

 

力のない国は、心配事も少ないようですね。    

 

>小野寺元防衛相: >ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。 >北方領土だ。 >だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。 

 

日本はG7中の唯一の被害国ですね。我が国民の被害者意識は強いですかね。      

 

>ロシアはいま日本にも相当嫌がらせをしている。 >オホーツク海は深く、そこに原子力潜水艦を潜ませている。 >いざという時に攻撃することが最大の戦略だ。 >米国もそこを狙って突破してくる。 >実はいま千島列島付近も米国とロシアの主戦場になっている。 >北方領土問題は軍事的なことを考えてもたやすいことではない。 >話し合いは必要だが、話し合いで領土が帰ってくることはあまり大きな期待はせず、むしろ今回、ウクライナ問題で日本は強い姿勢に出る必要がある。

 

そうですね。わが国は持てる力を示す必要がありますね。   

 

>松山キャスター: >G7外相会合では「ロシアへの制裁を含む甚大なコストを招く」とのメッセージを発信した。 >実際に効果のある制裁は発信できるか。  

 

処世術 (損得勘定) ばかりでは、ロシアへの制裁はできませんね。政治哲学が必要ですね。   

 

>小野寺元防衛相: >経済制裁といっても、クリミア侵攻の時には何もできなかった。

 

そうですね。残念でしたね。

 

>簡単な選択肢はない。 >ウクライナはNATOに入れば守ってもらえる、だからNATOに入りたい。 

 

それは楽ちんですね。安保ただ乗りのようなものですかね。    

 

>でも、それに対してNATOはいやいやと。>ウクライナとしてはどうしようもない。   

 

ウクライナは国際的に十分な同情を得ていませんね。   

 

>本来、ゼレンスキー大統領は、自国は自分たちで守ると。 >それがあって初めて周りの応援がくる。 >日本も同じだ。

 

本当にそうですね。    

‘アフガニスタン軍自身が戦う意思のない戦争を米軍が戦うべきでない。米国の国益に合致せず、米国民が求めているものでもない。’ (バイデン大統領)     

 

>この問題は必ず日本に影響する。>基本的に自国は自国で守るというスタンスがなければ、(ウクライナと)同じようなことになってしまう。  

 

そうですね。自分の事を自分で行う基本的な習慣を身に付けていない人間は一人前の大人とは認められませんね。    

 

>私は大変心配している。     

 

そうですね。我々はいつまでも12歳の少年ではいられませんね。    

言語は伝達の手段であるばかりでなく、思考の重要な手段でもあります。ですから我々の考えの疎かな所は日本語のせいであることもあります。   

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実 (things as they are) の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本人も英米人も子供の時には非現実 (考え) の内容というものがない。だから ‘話を告げる’ (to tell a story) ということは、’作り話をする’ とか ‘嘘を吐く’ という風に受け取られて悪い子供とされている。この判定だけがわが国では一生涯続く。

日本語の文法には時制がない。だから、日本人には非現実を内容とする世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。これは縦並びの比較ということができる。建設的である。進歩が期待できる。希望が持てる。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' 対 '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり、'どっちもどっちだ' がある。そこで、不完全な現実に囲まれて無力感に苛まれる。この種の比較は復讐に復讐を重ねる民族同士の争いの原動力にもなっていて進歩が期待できない。 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)       

 

 

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閲覧数522 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2022/02/22 03:33
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