>揺らぐ世界 語るヒロシマ 74回の「平和宣言」が訴える決意 >毎日新聞 - 昨日 18:00 (略) > 世界が揺らいだとき、ヒロシマは何を語ってきたのか。 >広島市長が毎年8月6日に読み上げる「平和宣言」は、核兵器廃絶と戦争のない世界を目指す決意の表明であり、時々の国際情勢や国内の動きを投影してきた。 (略) >「日本は平和の問題を広島に押し付けて来なかったか」
‘日本は平和だ’、’広島は平和だ’ というだけでは、どうにもならないですね。あくまでも連帯の効果が必要ですね。
> ロシアによるウクライナ侵攻と核兵器使用の威嚇は、国際協調と平和主義の努力と積み重ねが、いとも簡単に崩れ去る現実を突きつけた。
そうですね。強固な団結がなければ崩れ去りますね。
>新書の前書きを執筆した川野徳幸・広島大教授(平和センター長)は「核兵器が使われたらどうなるかを知っている被爆地は、かたくなに被爆体験の共有を言い続け、被爆国日本を動かさなければならない」と強調する。
被ばくは誰もが拒否することですからね。被爆体験の共有は御免ですね。
> 「広島が孤立化する危機感があります」。
広島の人の意見が建設的なものになっていなければ、広島は世界に見放されますね。
>新書が刊行された後、平和について考える上での前提となる環境はすっかり変わってしまった。
現実の世界は千変万化し続けていますからね。あくまでも現実に対処することが課題になりますね。
>チェルノブイリ原発事故被害者の心理的影響などを通じてウクライナにも足を運んだ川野教授は、核兵器使用が懸念される現状を憂い「核なき世界を本当に考えなければならない分岐点」と言う。
そうですね。核なき世界を本当に考えるとは、核なき世界への道筋を明らかにすることでしょうね。
> 川野教授は、松井一実市長が座長を務める「平和宣言に関する懇談会」のメンバーを務めてきた。 >過去74回の平和宣言で使われた用語に注目して読み解くと、「国家」から「市民社会」へと平和の担い手のキーワードが変遷してきたという。
主権在民ですからね。キーワードの変化は良い変化ですね。
> 核兵器を手放そうとしない核保有国。
何事も一方的にはできませんからね。 核兵器の場合もそうでしょうね。
>核の傘の下での安全保障に依存する日本などの国々。
相変わらず、’良い顔’ をし続けたいという処世術に長けた日本人の国民性ということができますね。
>「核兵器なき世界」に向けた画期である核兵器禁止条約の成立に大きな役割を果たしたのが、国際NGOの核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)だったことは、その証左だ。 > 「条約は被爆者が訴えてきたことそのもの。
そうですね。訴えるのは難しくないが、実現するのは難しい。そのお膳立てをする人に知恵を授けて欲しいですね。
>ヒロシマと世界の距離は縮まる一方で、条約に背を向ける日本政府との広島の距離は広がってしまった」。
そうですね。日本は核兵器廃絶をしていますね。その為の汚れ役をアメリカに押し付けていますね。これは真摯な人間のすることかどうか疑われますね。
>平和宣言では条約参加を政府に求めてきたが、平和記念式典で広島市長に続いてあいさつに立つ首相は、それに応えなかった。
残念でしたね。人人により考えは違いますからね。
>「核兵器なき世界」には賛成しながら、核の傘の下にある現状を受け入れる日本社会は、「理想と現実」「建て前と本音」のギャップを棚上げしてきた。
理想と現実は同じになりませんね。理想 (非現実) は頭の中にある。現実は頭の外にある。内容の所在が違いますから同じ内容にはなりませんね。
> そこで目の当たりにすることになったウクライナの凄惨な現状に、日本の政界から湧き起こったのは「核抑止」の有用性に依拠した米国との核共有や、非核三原則見直しを求める声だ。
そうですね。お花畑の持ち主の目が覚めましたね。現実対処の方法ですね。
>「広島と長崎の経験が日本全体で共有されていれば、そのような議論にはならないはずだ。
広島・長崎の経験は日本人だけの問題ではありませんからね。人類全体の問題でしょう。
>核の脅威や核兵器を持つリスクを認識すれば、核の傘の下にいる安心感など、すごく弱いものだ。
軍事バランスを保つことが大切ですね。軍事バランスが崩れると核使用が始まります。
>だったら根っこから断ち切ってしまえばいい。 >『恐ろしい核兵器をなくすために、核兵器禁止条約が機能するよう本気になろう』というのが被爆地の立場であり、孤立の覚悟を持って理想を訴え続けるべきだと思う」
何事も相手との話し合いですね。孤立してはいけない。話し合いができない人は捨て鉢になる。これでは意味がない。この状態の人は現実を変えることは不可能ですね。
>核兵器廃絶、そして世界平和を > もっとも核兵器廃絶は最終目標ではない。 >その先に目指すのは平和な世界の実現だ。
そうですね。平和な世界を実現するには、政治家は戦争を政治目的の手段として使わないことですね。その為に国民は自分たちの政治家を注意深く見張っている必要がありますね。
>川野教授は「今回、日本にできることは限られているとはいえ、徹底的な人道支援を求める旗振り役に被爆地はなってほしい」と願うが、現実は防衛装備品である防弾チョッキのウクライナへの提供が簡単に決まった。
ウクライナの人達は今相手を殺さなければ自分が殺される立場に立たされていますね。だから彼らに必要なものは相手を殺す為の殺傷兵器です。兵器の供与はウクライナ人に心から感謝されていますね。
>「『平和宣言』全文を読む」の後書きには、日本が経験した戦争を振り返りながら「広島・長崎への原爆投下へと続いた『戦争の世紀』は終わっていない」とあり、うならされる。
プーチン氏は非核保有国のウクライナを侵攻し核兵器で恫喝しましたね。軍事バランスのないことを彼は明らかに指摘しましたね。
> ヒロシマとナガサキの経験を伝え続けてきた被爆者の人たちに、三度目の核兵器が使われるような過ちを見せてはならない。
軍事バランスが崩れると、核兵器が使用されますね。広島・長崎の原爆投下がまさにそれであった。’軍事バランスを崩してはならない’ は世界全体が知らなければならない教訓です。
>迎える今夏、平和宣言は世界に何を発し、歴史に何を刻むだろうか。
‘軍事バランスを崩してはならない’ ということでしょうね。 非核保有国で核保有国との軍事バランスが保てない国は核保有国と集団安全保障条約を結ぶとよいですね。 核保有国同士の間で軍事バランスが取れたら、そのバランスを保ちつつ相互に核保有量を削減することにすべきですね。これで地上の核兵器はゼロになる。現実を変えることが可能になります。
>【宇城昇】
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