| 書き込み数は5件です。 | ◀▶ |
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オレンジ色の見るからにおいしそうな実。ちょっとつまんで口にいれたくなります。ところが口に入れると、はじめの少し甘みの後に、ネバ付いたエグミが口に広がり、すぐに水筒の水で口をゆすぎたくなります。この実の持ち主は「ヒメコウゾ」和紙の原料の「コウゾ」で知られています。林の縁の少し湿った所に良く生え、一年で1m以上にも枝を伸ばします。秋にこの木の皮を剥いで、水にさらして叩くと繊維が取れるので、これをすいて和紙にします。この木の皮は丈夫で、皮を剥いで引っ張りっこをしてもなかなかちぎれません。この丈夫さが和紙に向いているのでしょう。この木を … [続きを読む] |
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奥庭の向こうの、土塀の外は一面の松林であった。 是処から、二つ、三つと、「松蝉」が鳴きそろって、ひとしきり鳴きこめたかとおもうと、はたとやみ、間をおいてまた鳴きはじめる。 この頃読みなおしている、池波正太郎の鬼平犯科帳の一節です。この作家はこのセミが好きで、さまざまな場面に「松蝉」が、登場してきます。「松蝉」の標準和名は、ハルゼミで5月のはじめから、6月の中頃まで松林で見られます。鳴き声は、少し低い「ジョーンジョーン」と聞こえ、1頭が鳴き出すと周囲のセミも一緒に鳴き出し、しばらくすると鳴きやみます。松の木に卵を産むため最近では松林 … [続きを読む] |
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昼休みに涼しい木陰で休もうと、神社の境内で弁当を広げると前の木の横枝に、ふわりと黒いものが飛んできて止まりました。「やっと出会えたね」ここ数年まともに対面することがなかったアオバズク。青葉の茂る4月の下旬に日本に渡ってくるフクロウの仲間です。夜になると「ホッホッ、ホッホッ」と二声ずつ鳴くので、存在は知れるのですが、昼間はひっそりとしているのでなかなか分かりません。そっとカメラを三脚にセットしてファインダーを覗くと、黄色い丸い目がこちらを見ています。とにかく落ち着いて、周囲は暗い境内でおまけに曇り。仕方ないから感度を上げて「しまっ … [続きを読む] |
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梅雨の雨にぬれて水辺に咲くカキツバタの群落は、とても風情があります。奈良時代にはこの花を摘んでその色汁を使って紙に書く花摺りに使ったそうで、カキツバタの色汁を使った絵手紙などはなかな風情がありそうです。カキツバタと言えば一緒に浮かぶのがアヤメ。 「いずれアヤメかカキツバタ」は、たがいに美しくて甲乙つけがたいという意味だと私は理解していますが、どちらもアヤメ科の植物で、外側の花弁が大きくて垂れ下がっています。 見分け方は、アヤメはその名の通り、外に垂れ下がっている花弁の付け根に黄色の網目状の模様がありますが、カキツバタは白ややや黄色 … [続きを読む] |
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