お世話になりました。
いいお話でしたね。
良い刺激をもらったなぁと思っています。
どう動いたらいいのかわからないでいたのですが、
少し道筋が見えてきたような気がします。
ためになる講座をありがとうございました。
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いいじゃん掛川編集局の「市民記者講座」の中で、静岡新聞社のビジネス情報誌VEGAのチーフエデュターとして編集に携わってきた石垣詩野さんのお話を伺った。 以下に、私の心に引っかかった言葉を拾い、メモしておく。 雑誌を作るのに必要なのは情報。情報とは取材対象。 1冊作るのに、150人から200人の人に会う。実際にその中で50人くらいの記事が載る。 「この人だ!」という50人にたどり着くため200人に会うともいえる。 マスではなくニッチ。 中山間地に何度も通うことで、その地域の人しか知らない顔が見える。苦悩が見える。わかったふりをして、書くことはできない。現場主義を貫き、現場の顔を伝えたい。 書くことの役割って何だろう。 私にできるのは「風」を起こすこと。顔の見える人の取材をし、地方の実態を書くこと。現場の人がともした「火」を「風」によって伝えること。「風」によって大きな「火」が起こるかもしれない。 取材を通じて、人は語り始める。語ることではじめて、「自分」に気づくこともある。書かれた原稿を見て、はじめて「私って、こういう人だったんだ」と客観的に知ることができることもある。そうした本人の「気づき」や「発見」からでしか意識改革はできない。意識改革がいかに難しいかは知っている。でも、その小さな「風」になることができるときがあるということ。言葉の持つ力を感じる瞬間。 文章を書く人より、読む人の方がすごいと思う。適当に書かれたものを、読む人はわかる。いいものが売れるとは限らないが、いいものはわかる。人間の感覚のすごさを感じる。 「この人いいな」「この人、絶対すごいよ」と自分の中で感じる瞬間、そういう嗅覚を大事にして仕事をしていきたい。 言葉の力とは。 例えば、「お店紹介」の記事に動かされ、その店に行き、そこで出会った人と結婚したとする。一人の人間を動かし、人生を変えるような出会いのきっかけとなり、人生の分岐を作ることもあるということ。面白くもあり、重くもある。 取材対象の「鎧」をいかに突き崩して行けるかを常に考える。 プラス面だけでなくマイナス面にも触れる。いつでも「へ~」「わ~すごい~」ではなく、批評性を持つこと。褒めっぱなしの文章でなくなって、はじめてバランスの取れた客観性のある文章が書ける。 そして、批評性を持つには自分の観察眼を磨き、知識を磨いておくことが大事。 文章を書くとき、心にとめておかなくてはいけないこと。 「想い」と「覚悟」、そして「経験」。 石垣さんのお話から、私が感じたことだ。 |