「将来、何になりたいの?」
と聞かれたら、子どもたちの多くが答えるだろう職種。
学校の先生やお医者さんや大工さん、ケーキやさんにお花やさんに雑貨屋さん、サラリーマンやら公務員やら野球の選手…。
そんな、誰もが知っている職種じゃない仕事があるんだよ、ということを子どもたちに知ってほしかった。生きていくため、豊かに暮らしていくため、そのために様々な職業があって、さらにその隙間を埋めるような仕事もあって、さらに東京に行かなくちゃできないと思っている仕事だって、実は少し形を変えて掛川でもできるんだよ、ということを知ってほしかった。
「生きること」「働くこと」にまじめに取り組む人に、会って、話を聞いて、書きたかった。
高校生の頃、編集者の仕事をしたいと思ったことがある。でも、東京の出版社に勤めなくては編集の仕事なんてできないと思った。
でも私は、40歳を過ぎてそうした編集の仕事に携わった。掛川でもできるのだ。しかもそれは、自分の暮らすまちを豊かにすることにつながった。
「まち本!」の中で、働く人シリーズ「掛川発:お仕事アラカルト」が始まった。
その第一回目は「美容師・理容師」。少しも驚くような職種ではないし、ごくごく当たり前の仕事だ。
でも、いいじゃん掛川編集局として「働く人」を書こうと決めたとき、この人の取材をしたいと思った。その経緯はレポートを読んでいただきたいが、取材後、とても嬉しいことがあった。
素敵に書いていただいて、ありがとうございます。
なんか照れちゃうけど、すごく嬉しいです。みんなに報告して回らなければいけないので、今夜は忙しくなりそうです。
いい経験をさせていただきました。
書き手冥利に尽きる、というものだ。
このとき私は思った。私ができることはこれなのだと。
「e-じゃん掛川」を活用した地域活性化事業。私はどうやってこの事業に関わっていけばいいのだろうと真剣に考えた。
今回、このメールをいただいて、私にできるのはこれしかないと改めて思った。真摯に取材し、真摯に書くこと。
頑張っていきます。