どこにでも生えて周辺を覆うことがありますが、意外と憎めない雑草です。6つに分れた花びらの中心の黄色になった小さな花がかわいいからでしょうか。明治時代に北アメリカから渡来して、道端や芝生の中など日当たりに良いところですぐに増えます。細長い葉はユリの仲間のようですが実はアヤメの仲間です。アヤメの仲間の花は一日しか持たないので、花の付け根を見るとつぼみや花の終わった後の実をたくさんつけている株もみられます。花は紫色と白いものと二種類ありますがどちらも同じ種類です。実ははじめ上を向いていますが熟すと次第にうつむいてきます。熟した実が二つ並んでいるのを見るとなぜか親しみが持てるのですがなぜでしょう。