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2014年06月27日(金) 
第三章 守る意識
  ベースは動かない

 捕球、送球以外にも、内野手の重要なプレーのひとつとしてカットプレーがある。打球が外野に飛んだ場合、走者や打者走者に次の塁を奪われないため、外野からの送球を中継して各塁へ投げるプレーである。一見簡単なように見えるが、内野手としてのセンスが問われる部分でもある。常に走者、打者走者の走力を頭に入れて、どの塁に進塁させないかを流動的に判断しないといけない。打球と外野手の動きを同時に目で追って移動しながら、送球する各塁た一直線上の位置に入る必要があるからだ。打球を追って走りながら、背後のベースの位置を把握するのは、意外と難しい。
「ベースは動かないんだぞ」
 PL学園高校時代に中村順司監督に繰り返し言われた言葉だ。
自分が動いているだけで、ベースの位置は動かない。だから、ショートでカットプレーに入る時に、二塁ベース、三塁ベースがそこにあると思ったら振り返らなくてもいい。前だけを見ていろ、と言われた。分かっているようでいて、この感覚を掴むのが難しい。練習のなかで、自分の感覚と実際のベースの位置とのズレを調整することに努めていた。
「だいたい、この辺にベースがあるから、この位置で真っ直ぐに入っているかな」
「左に少しずれていた。今度はもっとこっち側に動こう」
 その作業を繰り返すことで、正しい感覚を身につけるしかない。反復練習のなかで、ベースがどこにあるか、身体に覚え込ませるわけだ。残念なことだが、最近の若い内野手は練習中からカットプレーが曲がってしまうことが多い。
 ヤクルトの選手には「振り返ってベースを見るな」と言ってきたが、試合になると不安になってしまうのか、振り返ってベースの位置を確認してしまう。振り返るから余計に目線が動いて、自分の身体がどこにあるか分からなくなってしまう。自分がグランド上のどこに位置しているか分かっていれば、ボールだけ目で追っていればいいのである。
 球場を訪れた際には、ぜひ試合前のシートノックや試合中に内野手がカットプレーに入る動きを注意して見ていただきたい。打球を追いながら、何度振り返るのか。守備が苦手な内野手ほど、振り返ってベースを確認することが多いからだ。一度も振り返らずに一直線の中継をしていたら、それはベースの位置を感覚として掴んでいる証拠である。
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 誤字脱字写し間違いあります。

閲覧数1,311 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2014/06/27 11:18
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コメント(2)
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  • 2014/06/27 22:09
    繰り返すことつまり反復練習の大事なこと。
    仕事でも言えるような気がします。
    慣れていてもやはり真剣に取り組むことにより失敗が少なくなります。

    学ぶことが多いお話が多いですね。
    次項有
  • 2014/06/27 23:47
    みつちゃんさん
    ありがとうございます。
    私の脚(足)は神経がどうかなってしまって持ち上げることもできないのです
    そこで、神経に変って筋肉に動きを覚えさせようとリハビリをしているのですが全く覚えてくれません。なるべく、よい姿勢で杖の位置を頭で確認して反復練習するしかないのですがこの実行が意識力が弱くてできないのです。
    この本を読んで意識の大切さを知ったので頭ではしっかりやろうと思うのですが動かない脚を動かすのは大変ですが諦めないで少しづつです。
    次項有
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