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2017年12月29日(金) 

    時空

早々と寝室に行くと黒猫の疾風がついてきて

布団の中に入ってくる

横のテレビをつけたまま眠りに入り

現実と夢をさまよい始める

小さな男の子と一つの布団に

入っていたような気もする

横で何か声が聞こえて

無意識にリモコンを手にし黙らせる

やがていつもの夜のように

あくせくと何かの仕事を始める

多くの仕事や会社に身をおいたので

何のしごとをしているやらとんとわからない

しかしやがて17年間も怒鳴られまくった時代の

ヤクザ社長が現れ

その頃のように挨拶に整列し

その後に何だか車売りをしていた時代のような

話を初めて嫌な気持ちに支配される

イヤダ!イヤダ!と思っていると

足下から何やら動き上に這ってくる

気配があり体が違った空気に触れ

ふと見ると黒猫が顔を出してきた

ああ 夢だった

ああ 夢でよかった

だけど寝て疲れたと感じて黒猫に話かける

小梅のところに帰るか

すっと黒猫が布団から出て扉の前に座る

彼をリビングに送り届けて

トイレに行って床につくが

今度は眠れない

今がいつで ここがどこなのかと考え始め

またくだらないことを書き始め

また迷惑をかける羽目になる

 

 

     バックネット裏

 

初夏の日差じゃあじゃあ降ってきて

皮膚の涙が滲んでくる

不思議の国のアリス

解放された世界

目の前では巨大なテレビで

ぼやっと野球を見ているような

時間と空間が入れ替わって

それでも時計は進んで行く

 

 ×        ×

筆名「空 流雲」さんの詩集32・33枚目を写しました。

写し間違い御免なさい。

 


閲覧数1,060 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/12/29 11:37
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