2018年04月26日(木) 

>大晦日から元旦にかけて、いつものアイリッシュレストラン兼パブの「ニアリーズ」で過ごした。>中に入ると、年越しの客でごった返している。>なんとか席に就けると、いち早く古き良き友のジャックが筆者を見つけ、そばにやって来て、隣の席に座る。

>そして、いきなり言った。>「北朝鮮が核武装計画を終わる。日本が危なくなっている。日本もトランプの言うように核武装しなければならないのではないか」と。

 

そうですね。無為無策では、いられませんね。ご本尊が落ち着いているのは、アメリカ人には、理解できないでしょうね。

 

>ジャックは、朝鮮動乱で19歳の時、従軍している。銃弾の中を潜り抜け戦った経験がある。

 

日本人には、体験できない経歴の持ち主ですね。

 

>筆者が、「それはあり得ない。日本の平和憲法上問題があるし、日本国民が支持しない」そっけなく言うと、「それは知っている。しかし、事態が事態である。そんなことは言っていられないであろう」とジャックは、反論する。

 

日本人は、憲法改正には消極的ですね。アメリカ製憲法は、深く信頼されていますからね。

 

>「北朝鮮が核兵器を持っているからと言って、日本が核兵器を持ったところで、対等の対峙体制を整えるだけである。北朝鮮が変わらない限り、危機は続く。北朝鮮を変える以外手はないのではないか」と筆者は言った。

 

相も変らぬ ‘他力本願・神頼み’ ですね。自分に北朝鮮を変える手段がないとなれば、自分自身が変わって現実に対処するのが良策です。

 

>ジャックは、「だが、日本は丸腰では、国の安全は守れない。丸腰が平和国家を築く方法ではない。軍隊を整備することが国を守るのである」と譲らない。

 

ジャックの言う通りですね。丸腰では、国の安全は守れません。これは、アメリカ人の日本人に関するミステリーです。日本人の考え方には致命的な欠陥があります。そのことをここでお伝えいたします。

全ての考えは文章になります。文章にならないものは、考えではありません。

意思は、未来時制の文章内容です。日本語文法には、時制というものがありません。ですから、日本語には未来時制がなく、日本人には意思 (未来時制の文章内容) がありません。優柔不断・意志薄弱に見えます。

日本人の考え方には意思というものが無いので、我々は外国人の意思についても想定外になっています。このような状態ですから、日本人は意思の重要性を理解していません。しかし、現実においては、意思が非常に重要な役割を果たしています。

日本人の指導者は、’丸腰ならば安全だ’ と海外へ派遣する要員に指導しているようでありますが、これは大きな間違いですね。日本人自身がなぜ、このような重大な誤りを犯すのかを知っていることがとりわけ重要です。

平和憲法は、日本の安全を守らない。憲法内容が侵入者を阻止することはありえません。実のところ日本の安全は、相手国の意思決定にゆだねられています。

この状態は、ちょうど横断歩道が歩行者の安全を守らないようなものです。横断歩道が車両の侵入を阻止することはありません。歩行者の安全は、ひとえに相手の運転手の意思にゆだねられています。

だから、意思の存在を認め、その内容の理解に注意を集中することが重要になります。

自分で相手の意思を変えられないのであれば、自分の意思の方を変えて現実に対処するしかないことを理解すべきです。

 

>筆者もそのことは十分理解している。>「だから、日米安保条約は、大切である。日本はアメリカ軍に依存せざるを得ない」と筆者が言うと、「馬鹿な。アメリカも変わってきている。自分の国を自分で守らない国をどうして、アメリカ助けるのであろうか」とジャックは反論する。

 

そうですね。彼らは自分の血を流して、大切な独立を勝ち取った。自分の国の安全を守る意思を示さない国の安全を他国が守るということは、荒唐無稽ですね。人間がパンダを保護育成するようなものか。自由とは、意思の自由のことですね。自ら意思を示さない者には、自由を享受する資格はありません。

 

>すると、反対側のテーブルに座っているボブが入ってきた。>ボブは、一時は有名高校の教師をやっていたが、ビジネスに入り、成功している。>50歳代である。

>「日本に行ったことがあり、日本の国防について、ビジネスマンと話したことがある。軍隊を充実させなければ、日本は、国を守れないと言っていた。今の安倍首相は、軍隊を大きくする政策をとろうとしている。だが、そういうビジネスマンは、強く安倍首相を支持していなかった。なぜかわからなかった。」

 

わたくしにも、分かりませんね。きっと、そのビジネスマンは国防以外のことで、安倍首相を支持できないからでしょうね。いずれにしても、国防に不熱心な日本人の多さに、アメリカ人は呆れていることでしょう。

 

>「日本は、東シナ海で、中国、韓国と仲良くない。いったいどうやって、どんな方向に進むのであるか」と首をかしげる。

 

そうですね。日本人は政治音痴ですから、方向性が定まりませんね。日本の安全は、近隣諸国の意思に依存していますからね。首をかしげますね。

 

>ごく普通のアメリカ人でも、いざとなると日本を心配する。>トランプのように「核武装をしてでも、自分の国は自分で守れ」と言う意見が多くなったと思う。

 

アメリカ人は、独立・自尊の精神を高く評価していますね。彼らは、日本のことまで心配してくれている。当の日本人は、のほほんとしている。これでは、まともな国際関係にはならないでしょうね。

 

>さて、話題が真珠湾攻撃となった。

>「筆者が、真珠湾攻撃と広島・長崎の原爆投下は、この論争をタイにすることができる。アメリカ国民は、真珠湾攻撃を非難し、日本国民は、原爆投下を非難する。これでお相子にならないだろうか。どちらの国も、国民も苦しみ堪えた。過去の過ちとして、歴史として、葬り去ることが勇逸の慰めの道ではないか」と言うと、ジャックもボブを同意した。

 

死者の供養の計画は、日本人の方が得意ですね。葬式仏教の伝統がありますからね。犠牲者でなくても、日本人はねんごろに供養します。

 

>そして、右寄りのジャックが「オバマ大統領が日本を訪問し、広島に行き、原爆被災者の墓参りをしたことを、我々は誇りに思う」と言った。

 

オバマ大統領の日本訪問は、日米親善に役立ちましたね。彼は建設的な人ですね。

 

>年越しは、こんな話題で時を過ごしたのであった。>佐藤則男>ニューヨーク

 

特にお変りも無いようでしたね。

 

 

.

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数976 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/04/26 20:35
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=836270