(3/4より) <日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れます。その一例を以下に掲げます。 私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)
>自分で考える、自分なりの表現をするというのは、社会に出たときに生かしていける頭のよさ、「生きる力」につながるものです。 >きみたちに身につけてほしいのは、そういう学力であり、頭のよさです。』
わが国の根本的な病因は、’人手不足はあっても、頭脳不足の話は聞かれない’ ということです。 真の個人が育たない風土にあります。 日下公人氏は、<よく考えてみると、日本の未来はこうなります。> の中で、日本人に関するW.チャーチルの感想を以下のごとく紹介しています。 日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。 それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、今まで以上の要求をしろと言う。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人が全く別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。 英国はその後マレー半島沖で戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。日本人は外交を知らない。(引用終り)
>従来の学校の勉強やテストでは、覚えたことを「正確に再現できる能力」や「記憶力」を問われることがほとんどだった。 >だがしかし、今後は、それは、ほとんどスマホでできてしまう。 >スマホで、録音したり、録画したり、写真に撮ったりして、それを後から再現すればいいだけだからだ。 >おまけに、スマホで検索すればほとんどの情報は瞬時に手に入る。 >だからこそ、これから必要とされるのは、「発想力」「問いを立てる力」「創造力」「プレゼン力」「アントレプレナーシップ(起業家精神)」等々だ。
非現実 (考え) の内容を現実の世界で実現すれば、それは創造力を発揮したことになる。 現実の内容を現実に再現すれば、それは模倣をしたことになる。 特亜三国 (日本・中国・韓国) の人は模倣が得意で、創造が苦手である。 模倣は容易であるため競争には参入者が多く、とかく過酷なものになりやすい。他人に煩わされることのないで我が道を行く創造の世界を樹立しよう。
>そして、最も大事なことが「学び続ける力」。
そうですね。継続は力なり。Persistence pays off.
>本当の意味での「頭のよさ」を身につけたい。
私は無知であることを知っている。 (ソクラテス) I know that I know nothing. 我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)
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