>ダイヤモンド・オンライン >「日本人は無宗教なの?」外国人のよくある質問にプロのガイドはどう答えるか >地球の歩き方編集室 の意見 - 14 時間前 >海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「訪日外国人からよく受ける質問 part 2」です。 >日本各地で訪日外国人向けのツアーを行っているマジカルトリップ。 >そのガイドが「訪日外国人からよく受ける質問」とその回答例を『今こそ学びたい日本のこと』の著者・蜂谷さんが紹介。 >「信仰・あなた自身への質問」をテーマにお届けします。 >訪日外国人も増え、海外旅行も再開しはじめている今、日本のことを答えられるように、参考にしてみてください。(文/蜂谷翔音 写真/istock) > 日本の観光と切っても切れないのが神社や寺院。 >外国人を案内する上で外せないスポットなので、そもそも神社や寺院にはどんな違いがあるのかを理解しておくと、パッと聞かれても困りません。 >回答例 > 神社と寺院の違いは、宗教の種類です。 >神社は日本古来より信仰されている神道の施設で、寺院は538年に中国を経由して伝えられたインド発祥の仏教の施設です。 >解説・補足 > シンプルに答える場合、いつもこのように答えています。 >ただ、もちろん宗教の違いだけではありません。 >たとえば入口の違い。 >神社には鳥居という、人間社会と神域の境目を示す門があり、両端には邪気を払う狛犬の像が設置されています。 >寺院には、寺院や仏法を守る存在として金剛力士像や、仏教の目的である悟りに至るための3つの試練を示す三門(三解脱門の略)などがあることが多いです。 > このように、外観の違いなども説明するとより分かりやすく伝えられます。 > また「具体的にどのような教えの違いがありますか?」など、より深い質問にも答えられるように、神道の教えである「穢れ」「産霊」「八百万の神」について、仏教での「悟り」「諸行無常」「禅」についてなども事前に理解しておくとよいでしょう(『今こそ学びたい日本のこと』にそれぞれ記載があるので、「より知りたい!」と思ったら見てみてください)。 >「日本人は無宗教なの?」 > 海外の多くの国では、信仰する宗教はひとつであるため、神社や寺院の両方を訪れ、またハロウィーンやクリスマスなども祝う日本の国民性は非常にユニークに映ります。
本当に日本人の習慣はユニークですね。
>このような質問が来たときには、世間的な一般論でも、あなた自身の宗教観でもよいので話せるようにしておきましょう。 >回答例 > 一般的に、日本人は無宗教だと思います。
日本人は自然崇拝をしていますね。これは全世界で見られる一般的な儀式ですね。
>私自身も、神道や仏教の教えは好きですが、毎週日曜日教会に行ったり、戒律を厳格に守ったりすることはないです。 >なので、宗教を信仰しているかと言われると、「はい」とは言い切れないので、どちらかというと無宗教に属すのかなと思います。
日本人の信仰は印欧語族のものとは違いますね。印欧語族の文法には時制というものがあり意思の表現があります。 意思があれば加害者意識も経験されます。加害者意識が高ずると罪の意識になり、ひどい場合には病める魂の持ち主になる人もいます。ですから、印欧語族の宗教は心の病を治すために作られた哲学 (スコラ哲学・インド哲学) です。だから、宗教に内容がある。病める魂の救済には贖罪とか涅槃が用意されています。 印欧語族以外の民族は罪の意識に陥ることなく逃れられていて、救済のための哲学を必要としません。ですから、日本民族は哲学と宗教に弱い民族ということになります。
>ただ、日本のお祝い事やお祭り、お盆など多くのイベントや文化は宗教発祥ですし、穢れや縁起など日本人の意識していないところで宗教的価値観として深く根づいています。 >解説・補足 > 日本では仏教が伝来して以降、日本独自の宗教である神道と少しずつ混ざり合い「神仏習合」となりました。 >1400年以上も前から、異なる宗教が共存してきたため、現在では神道と仏教の違いが曖昧であることが多いのです。 > そして歴史的にも、明治時代に行われた神仏分離により、国の政策として仏教の信仰は抑制され、同時に天照を最高神とする一神教に近い国家神道が定められ、江戸時代以降、政治的な要因もあり日本の信仰は大きく変わっていきました。 >また第2次世界大戦後には、日本の学校で宗教教育がほとんど行われなくなったため、現代では信仰は薄れ、習慣だけが残っているような形となりました。
日本人が印欧語族の真似をやっても効果が上がらないことが分かったからでしょう。
(略)
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