2023年05月07日(日) 

 

>東京新聞    >放課後にも経済格差…新たにできた「学会」が目指すものは 「放課後を変えれば人生も変えられる」   >昨日 12:00  

> 窮屈な学校から解き放たれた時間である、放課後。   

>人それぞれに記憶や思いがこもるこの時間をテーマに、研究や実践を促す「日本放課後学会」が3月、設立された。   

>「子どもが自由で主体的な時間を過ごす本来の放課後を取り戻したい」。   

>設立発起人で学会副会長の中山勇魚(いさな)さん(38)は、そう訴える。(中沢佳子)   

>◆誰もが主役になれる時間だった   

> 「放課後は勉強やスポーツが苦手な子どもも、主役になれる時間だった。   

 

それは ‘子供が得手に帆を揚げる’ 時間ですね。   

 

>泥団子づくりがうまい、漫画に詳しい、ゲームが上手など、大人は評価しなくても、子どもたちの世界で尊敬される基準があった」   

 

子供の価値観は子どもで決まりますね。   

 

> 庶民的な価格の総菜屋や八百屋が並ぶ、東京・西新井駅近くの商店街。   

>自身が代表理事を務める子どもの居場所づくりに取り組むNPO法人「Chance For All」の事務所で、中山さんが切り出す。   

>「でも今は、大人の都合で一方的に過ごし方が決められている。   

 

そうですね。今は商売人の誘導による過ごし方ですね。   

 

>学習塾のような『学校的な場所』に行かざるをえず、誰もが主役になれる場も消えていっている」   

 

そうですね。子供は序列作りの為の競争に狩り出されていますね。学習塾は序列社会の宿命のようなものと考えられているのでしょうか。      

 

> 公設の学童に入れない子は、代わりの「預け先」になる、習い事指導を兼ねた民設学童や塾に通う。   

>そのお金が出せない家庭の子は、遊び相手がなく、家でゲームや動画で時間をつぶす。   

>「家庭の経済状況で、放課後の体験格差が生まれている。   

 

そうですね。どれが上等の体験になるのですかね。   

 

>昔はお金があるかどうか関係なく、みんな一緒に遊ぶ時間だったのに」。   

>中山さんが学会設立に乗りだしたのも、学校よりも長い放課後という時間の重要性が、理解されていないという思いからだ。   

>◆放課後の「ビジネス化」が進む   

> 放課後格差は、データにも表れている。   

>文部科学省によると2021年度、塾など学校以外の学習と、習い事や体験活動の費用の合計額は、公立小に通う子の場合、年収400万円未満世帯が年平均13万7000円なのに対し、1200万円以上世帯は3.6倍近い48万8000円。   

>私立小で1200万円以上世帯だと、およそ5.6倍の76万2000円にも上る。   

> 学会で取り組みたいのは、「放課後アワード」。   

>放課後に関する意義深い研究や多様な実践活動の表彰だ。   

>研究発表の大会開催、研究費の助成なども行う。   

>「子どもたちの生活はどんどん過密になり、放課後は『ビジネス化』している。   

 

子供たちの自由時間が無くなるのは良くないことですね。放課後はビジネスマンの未開拓地ですね。       

 

>学会の活動を通じ、自由な放課後がなぜ子どもに必要なのかを伝えたい」   

 

そうですね。自主独立の精神を養うために自由な時間が必要ですね。   

 

>◆子どもの側に立って権利保障を   

> 中山さんは都内の下町地域で九つの民間学童の他、駄菓子屋兼フリースペースも運営している。   

>放課後や居場所づくりにこだわるのは、自身の体験が根っこにある。   

>複雑な事情を抱える家庭に育ち、18歳の時に一家夜逃げ。   

>短期賃貸マンションなどを転々とした。   

>「毎日が不安だった。   

>自分は何も悪いことをしていないのに、世の中はなんて理不尽だ、と。   

 

世の中は万事が親の都合でできていますね。    

 

>生まれ育った環境で子どもの人生が左右される社会を変えたかった」。   

 

子を教育するのは親の責務であるというのが日本人の考え方ですね。人間序列に基づく助け合いですね。      

「日本古来の家族制度の尊重の立場に立ち、親の子を教育する責務を援助するものとの意味において、また国からの支出を最小限にとどめる意図から、貸与制をとる」(出所:『日本育英会二十年記念誌』/1964年)  

 

>支援してくれたNPOの後押しで勉強を続け、大学に進んだ。   

>学生時代にアルバイトをした学童で、育つ環境を選べない子どもと接するうち、「人間は人との関係の中で成長する。   

>学校の勉強だけではない学びがある」と知った。   

 

そうですね。教育は経験ですね。    

 

> 4月、こども家庭庁が発足した。   

>望むことは一つ。   

>「今の施策は大人の目線で考えられ、子ども不在の状態。   

 

そうですね。有権者は皆大人ですからね。   

 

>子どもの側に立ち、権利を守ってほしい」。   

 

そうですね。’下の者ほど割が悪い’ では困りますね。子供の権利の擁護の程度は文化の程度に依るでしょうね。    

 

>自分の力ではどうにもならない状況に翻弄(ほんろう)される子どもを、何人も見てきた。  >けれど、過酷な環境に負けずに幸せをつかむ子も、たくさんいた。  

 

‘天は自ら助る者を助く’ ですね。God helps those who help themselves.     

 

>「生まれ育った環境で、人生が左右される子を出し続けたくない。  

 

そうですね。世界には戦乱の中にいる子供も少なくないですね。   

 

>格差は放課後につくられる。   >ならば、放課後を変えれば人生も変えられる」   

 

そうですね。わが国の序列社会の歪みが子供の放課後の歪みを作っていますね。      

 

 

 

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閲覧数74 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/05/07 20:56
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