2023年05月06日(土) 

 

 

>サライ.jp   >なぜ会社愛が強かった人ほど、定年後に“孤立”するのか?【75歳からの生き方ノート】   >オピニオン 10 時間前   

>NHK『日曜討論』ほか数々のメディアに出演し、シニア世代の生き方について持論を展開するライフ&キャリア研究家の楠木新さん(69歳)。   

>人生100年時代を楽しみ尽くすためには、「定年後」だけでなく、「75歳からの生き方」も想定しておく必要があると説きます。   

>楠木さんが10年、500人以上の高齢者に取材を重ねて見えてきた、豊かな晩年のあり方について紹介します。   

>ひとりでいる時間も大切にしたい   

>私は60歳で定年退職した後の3か月間、定年退職者と思しき人がどこでどんな活動をしているかのウォッチングをいろいろな場所で続けました。   

>地域の図書館、公民館、ハローワーク、スポーツクラブ、公園、スーパー銭湯、銀行や証券会社の窓口、都心のにぎやかな通り、書店、喫茶店、ネットカフェ、理髪店、百貨店、映画館、カラオケボックス、パチンコ店など、定年退職者が立ち寄ると思われる場所に足を運んで彼らの観察に没頭していました。   

>そこで気がついたのは、男性はひとりで過ごしていることが多く、女性は家族やグループで活動しているケースが多いということです。   

>特に大手ハンバーガーショップの午前中は、年配男性がひとりでコーヒーを飲んでいる姿をよく見かけました。   

>「私も定年になりましたが、最近リタイアされたのですか?」と聞いてみると「昨年退職して、時々、来ています」といったやり取りからいろいろな会話に発展することもありました。   

>席と席との間が狭いので、知らない者同士はかえって話しやすかったことを覚えています。   

>午後になれば高齢の男性グループがカフェなどで話している姿を見かけましたが、それは希なケースです。   

>カルチャースクールの講座も覗いてみましたが、高齢の女性が雑談を交えて楽しそうにしているのに対して、男性はひとりで話を聞いている人が多かったのが印象的です。   

>ひとりで過ごすこと自体に何の問題もありません。   

>どちらかといえば、私もひとりで過ごす方が居心地は良いです。   

>仲間がいないからではなく、自分の時間を気持ちよく過ごしたいからひとりでいるだけです。   

>「組織の一員でありたい」という心情と「ひとりでいたい」気持ちは何ら矛盾するものではありません。   

>ひとりで何かに没頭する、自分の時間を確保するためにひとりでいることは、年齢を問わず、大切にしたいものです。   

>会社愛が強かった人ほど孤立する   

>しかし、一部には会社組織を離れたことによって、人間関係のつながりのすべてが切れたのではないかと思わざるを得ない人もいました。    

>そのような人たちの特徴として、新たな対人関係がうまく築けず、些細なことでキレてしまうことがあります。   

>街を観察しながら歩いている時によく、大きな声で店員を怒鳴ったり、クレームを付けたりしている姿を見かけました。   

>喫茶店でダストボックスに飲料を捨てる時に、開閉がうまくいかなかったのか、残った水が飛び散ったと怒っている高齢の男性がいました。   

>彼はアルバイトの若い女性に延々と文句を言っていました。   

>私鉄のサービスセンターでは、私と同年代の男性が駅員に食ってかかっていました。   

>詳しい内容はわかりませんでしたが、駅員を怒鳴り散らして、「それが書いてある約款をここに出せ」などと大変な剣幕でした。   

>また企業の顧客対応の責任者は、何度も苦情を申し出る顧客のなかに自社のOBがいると語っていました。   

>別のメーカーの人事担当者は年に1回の退職者懇談会でOBから小言や説教めいた要望を聞くのが憂鬱で仕方がないと言います。   

>上司の現役役員は先輩であるOBたちを相手にしたくないので、双方の間にはさまって苦労するのだそうです。   

>彼らは、本気でクレームをつけたいというよりも、日々の生活のなかで充実感を得ていないだけなのかもしれません。   

>今までは組織のメンバーであるという意識が自らの行動を自制していました。   

>ところが、組織から離れて人間関係のつながりを失ったことが、クレームという行動の一因になっているように思われます。   

 

義理が廃ればこの世は闇だ。義理とは個人的な上下関係から生じる義務のことである。日本人は義理を果たすために働いてきた。        

 

>「孤独」は意味があっても、人とのつながりを失う「孤立」は避けなければなりません。  

 

そうですね。自己の意思を示せば当事者・関係者になる。示さなければ傍観者になる。日本人には意思が無い。だから常に傍観者にとどまっている。我が国は世界の中にあって、世界に属していない。  

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)    

 

>会社の仕事中心で働き、会社愛が強い人ほど新たな対人関係を築くことを意識する必要がありそうです。   

 

そうですね。わが国の会社は序列社会ですね。会社愛は自己の属する人間序列に由来する帰属意識から出ていますね。わが国では、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用に切り替えるのが難しいですね。だから、人材の流通が良くならないですね。

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。自由とは思考停止の言い逃れになっている。

とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。音読が言語の習得には欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)                     

 

>* * *   

>『75歳からの生き方ノート』(楠木新 著)   >小学館  

>楠木新(くすのき・あらた)   

>1954年、神戸市生まれ。   

>1979年、京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。   

>人事・労務関係を中心に経営企画、支社長などを経験する。   

>在職中から取材・執筆活動に取り組み、多数の著書を出版する。   

>2015年、定年退職。   

>2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務める。   

>現在は、楠木ライフ&キャリア研究所代表として、新たな生き方や働き方の取材を続けながら、執筆などに励む。   

>著書に、25万部超えの『定年後』『定年後のお金』『転身力』(以上、中公新書)、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『定年後の居場所』(朝日新書)、『自分が喜ぶように、働けばいい。』(東洋経済新報社)など多数。   

 

 

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閲覧数90 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/05/06 17:48
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