2023年10月03日(火) 

 

> 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。   

>今回は、名古屋出入国在留管理局で収容中に死亡したウィシュマ・サンダマリさんの事件について。   

>*   *  *      

> 2021年、名古屋入管で死亡したスリランカ人のウィシュマさんの事件は、結局、「誰の責任も問わない」という形で終わった。   

>遺族は殺人などの容疑で職員13人を告訴していた。   

>昨年12月の検察審査会は、「殺人罪」は不起訴相当にしたが、「業務上致死罪」の不起訴を不当とし、再捜査が行われていた。   

> 苦しいと訴えても誰にも耳を貸してもらえず、ベッドから落ち冷たい床の上で寒さを訴えても全身に毛布をかけてもらえず、病院に連れて行ってくれと嘆願しても聞き入れられず、ウィシュマさんは亡くなった。   

>死に至るまでのウィシュマさんの動画を見た妹たちは、「姉は動物のように扱われ殺された」と訴えていた。   

> 同居する男性からのDVから逃げるため日本の警察に相談したことが、全ての始まりだった。   

>警察はウィシュマさんを保護せず、ウィシュマさんは収容されて約半年後に死亡した。   

>もし適切な医療を適切なタイミングで受けられたら、33歳の健康な女性が苦しみながら亡くなるなどということがあるだろうか。    

>最後は食事も喉を通らず、飢餓状態にあったというウィシュマさんの絶望を思うとやりきれない。   

> 9年前、知人の事件に巻き込まれる形で私は逮捕され、3日間、国家権力によって拘束された。   

> 初めて中に入って驚愕したのは、留置所に収容されている8割以上が外国人だったことだった。   

>それでも、私が知る限り、外国語を喋る職員はいなかった。   

>驚いたのは、裁判の時に通訳を要請するかどうかを問う書類を、日本語で聞いていたことだ。   

>檻越しに中国人に日本語の書類を見せて、「通訳が必要だったら、ここに印をつけて」と職員が大声で話している。   

>意味が分からず中国人が困っていると、職員はさらに大声でゆっくりと話すのだった。   

>そういう問題じゃないでしょ、と隣に行き、「ここに✓したらいいよ」と紙を指さすと、職員は私を激しく叱りつけたのだった。   

>まさに犬をしつけるかのような勢いで(今どき、犬にだってそんな叱り方はしないが)、黙れ、離れろ、口を出すな、という調子だった。   

>女性の留置所なので職員は全員女性だったが、人間的な感覚が完全に麻痺する職場なのだと思った。   

> 入管は留置所よりもさらに管理が厳しいと聞いている。   

> 職員はどういう教育を受けているのだろうか。   

>そこにいる人を「人間として見ない」ことを、求められているのではないか。   

>こんなところに来る奴らなんて、そもそもクズだ。   

>人権などないようなものだ。   

>どう扱ってもいいのだ。   

>監視し、管理する対象=モノとして見るのだ。   

>そんな教育を徹底的に受けているとしか思えないほど、非人間的な振る舞いがふつうに行われている。   

>そういえば、私のいた湾岸警察署の食事は信じられないほど粗末だった。   

>どれほど日本が貧しくなったとはいえ、9年前に見た弁当以上に粗末な弁当を、私は見たことがない。   

>朝食のメインが安い油で揚げたちくわだった。   

>せめて水分でおなかを膨らまそうとお茶をおかわりしたら怒られた(というより笑われた)。   

> もう、今の日本になんて、できるだけ来ないほうがいいよ、という思いになる。   

> 働く場としても、生きていく場としても、ここは、決して良い国ではない。   

(略)     

>政治も貧しい者には冷たい。   

>「ウィシュマさんの死がこのような形で終わる国に住んでいるのが苦しい」   

 

そうですね。日本は実に恨めしい国ですね。   

 

> SNSでそんなことを書いている人がいた。   

 

>その苦しさを私も知っていると思った。   

>その苦しさが、もうこの社会の空気そのものになっているのだとも思った。

> 外国から来た30代の女性が国家権力によって拘束されている状況で亡くなった。   

>自分の意思で出ていくこともできず、自分の意思が何一つ通用しない場で、亡くなった。   

>原因は分からない。   

 

日本人には意思が無い。意思の無い人間には責任もない。責任の追及も考えられない。これが日本人の社会です。今に始まったことではありません。

 

>だから誰も責任を取らない。   

 

兎角この世は無責任ですね。   

日本人には西洋人のような責任観念がない。自己の意思に従って与えられた任務を果たすという考えがない。それは日本人には意思が無いからである。どんな大きな事故でも責任問題は放置されている。        

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下) 

 

>そうやって事件は終わってしまった。   

 

そうですね。それは何時ものやり方ですね。    

 

>そんな国のあり方が、この国自らの首を絞めている。   

 

そうですね。とかこの世は無責任です。閉塞感に満ち満ちていますね。      

 

>そしてその苦しさは、この国を生きる私たちの日常になってしまっているのかもしれない。   

 

そうですね。日本は昔から堅ぐるしい世の中ですね。   

 

> ウィシュマさんの死に、私たちはこれからどう向き合っていけるのか。   

 

我々日本人の心の開国が必要ですね。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。音読が言語の習得には欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)         

 

 

 

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閲覧数61 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/10/03 20:02
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