>日刊スポーツ >杉村太蔵氏、世襲政治家の苦労に言及「どうせバカなんだろうなって…」 >日刊スポーツ新聞社によるストーリー・ >2時間・ >元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(45)が21日放送の読売テレビ「ネタバレMTG」(土曜午前11時55分)に出演。 >政治家の二世、三世といった世襲政治家の苦労について言及した。 >番組では、千原兄弟の千原ジュニアが、明石家さんまと大竹しのぶの長女でタレントのIMALUを「めちゃくちゃ性格がいい」と絶賛していた話題について取り上げた。 >MCの今田耕司(58)も、「共演したことがあるから分かるけど、全然偉そうでもないし、逆に(有名な両親の)2人の間で芸能界デビューって、葛藤があったと思うから、人一倍礼儀が正しい」と納得。 >さんまがIMALUのデビューに際し、「親の名前でデビューするんやから他人の倍は努力しろ」と諭していたというエピソードを聞き、「ちゃんと親やな…さんま兄やん」と感心した。 >この話に、杉村氏は「政治家も二世、三世っているじゃないですか。 >僕なんかも、(政治の世界に)入る前は、政治家の息子っていったら、どうせバカなんだろうなって(思っていた)。 >だけど、それこそ(小泉)進次郎さんじゃないけど、聞くと本当に二世、三世の方々って大変で…」。 >その苦労に言及し「学校ではどんなに一生懸命努力しても『親が政治家だから』と。 >少年野球に入っても、どんなに自分が努力しても『親が政治家だからレギュラーになれたんだろ』って。 >どんなに自分が努力しても、結局二言目には『親が政治家だからだろ』ってずっと言われる。
日本人には哲学がなく、日本の政治家には政治哲学がない。 だから、わが国では政治家は信頼を得ることができないので政治屋になっている。 政治屋の個人的な努力目標点は三バンと呼ばれている。 三バンとは 地盤:選挙区と後援会・ 看板:知名度・ 鞄:資金力 である。 政治屋の社会的な努力は派閥形成に協力することである。議員は序列社会の一員に加わることである。内容の無い人間には組員としての印半纏の様なものが必要になる。派閥の領袖は無哲学の議員を十把ひとからげにして選挙戦の数合わせに利用する。この努力により自分はキング・メーカーになり鼻高々である。 このようにして派閥の序列は崩れることなく替わり栄えのしない老人の世界になっている。若い人も無哲学で蚊帳の外にいるから、政界の世代交代は難しい。それでわが国は衰退途上国になっている。
>もうずーっと言われるんですって」とし、本人の努力がなかなか認められない状況に、今田も「つらい…」と驚いた。 >一方、落語家月亭八方を父に持つ月亭八光(47)は、有名人の親を持つ苦労について問われると、「皆さんそう言いますけどね、プラスマイナスで考えたら、圧倒的にプラスの方が多いです」と話す。 >「どこか知らん店に行っても『お父さん好きやで』って、ちょっと一品足してくれたりとか…」とメリットを打ち明けると、今田が「規模が小さい! 話が小さいって!」とツッコんで笑わせていた。
日本人には世界観がない。だから、来るべき世界(非現実)の内容を熱意を込めて大衆に語ることが無い。そして、話の内容が常に現状の修復程度の小さなモノになる。これを、人間が小さくできているというのであろうか。
|