2024年09月23日(月) 

 

>Record China   ><自民党総裁選候補者9人が論戦> 対中対話重視は共通、安全保障・抑止力では濃淡   >Record Chinaによるストーリー・   >1日・   

>自民党の総裁選挙(12日告示、27日投開票)に立候補した9人が日本記者クラブでの公開討論会(9月14日)などに臨み、外交や安全保障政策、対中姿勢でも活発な論戦を繰り広げた。   

>米国は11月の大統領選を控えて内向き志向を強め、中東ではパレスチナ自治区ガザで交戦が続く。   

>隣り合う大国・中国の経済・軍事両面での台頭も顕著だ。   

>新総裁は首相就任直後から外交の手腕が問われる。   

>自民党総裁選討論会では中国への対応を巡り活発なやり取りが展開されたが、対話を重視する姿勢は各候補とも共通だった。   

(略)   

>総裁選候補者の主な発言   

>■高市早苗経済安全保障担当相   

>日本は核不拡散条約を批准しており、「持たず」「つくらず」。   

>これを守らなければいけない。   

>ただ、米国の拡大抑止の下にあるのであれば「持ち込ませず」という部分についてはどう考えるのか。   

>これをしっかりと議論しなくてはいけない。   

 

そうですね。我が国は平和国家です。必ず ‘戦わずして勝つ’ でなくてはなりません。ですから、わが国には膨大な抑止力が常に必要です。      

 

>■小林鷹之前経済安全保障担当相   

>中国が南シナ海や東シナ海の現状変更を進めている。   

>日本の防衛力を抜本的に強化する。   

 

そうですね。戦争に対する保険金は、支払われなかった時に我々の幸せは最高になる。      

 

>■林芳正官房長官   

>私は知中派。   

>己を知り、敵を知れば百戦あやうからず。   

>中国と向き合っていくためには中国のことを知っていることは一つのポイント。   

>また農産物の輸出一つをとっても、規制緩和解除についていろんな交渉をしているが、相手を知って交渉しなければ結論を得ることは難しいだろう。   

>中国と仲が良いからといって、譲ったことはない。   

 

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

・・・・・

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

朕は国家なり。国を愛せ。朕をも愛せ。個人崇拝・権威主義者より。  

「中国には地球の人口の約6分の1の人が住むが、実際は秦朝時代から中国はずっと『1人』しかいない、驚くべき専制国家。高速で物を運べる機械のようなものだが、逆に言えばとても危険な機械だ」 艾未未(アイ・ウェイウェイ)   

 

>立憲民主党代表選挙 候補者4人 「裏金問題」自民党の対応を議論   

 

>■小泉進次郎元環境相   

>(中国訪問の経験は?)台湾は多くある。   

>自民党青年局長のときに、自民党青年局は基本的に台湾との窓口をやっていたから。   

>中国には当時、私の父が総理で2001年から務めていて、そのときに靖国参拝で大変なこともあり、リスクを取ることは賢明ではないだろうと…。   

>中国には行ったことはない。   

>中国は今、一党独裁から一人独裁になりつつある。   

>トップ同士での会談ができない限り、さまざまな懸案事項に大きな前向きな打開はないと思う。   

>父の純一郎元首相が金正日総書記と会談している。   

>歴史の中で関係を築いた礎の下に、同世代同士で新たな対話機会を模索する。   

 

北朝鮮のロケットマンは同世代の会話を望んでいるのでしょうかね。   

 

>■上川陽子外相   

>安全保障戦略の第一の要諦は外交にあると思っている。   

>抑止力を発揮していくのが大前提。   

>そのためには平和的外交をいかに進めていけるかが問われている。   

>日本は伝統的に中東で大変バランスの取れた外交をしてきた。   

 

我が国は中東において平和の使者になれるのでしょうかね。   

 

>■加藤勝信元官房長官   

>日朝首脳会談で拉致問題に答えを出す方針で取り組んできた。   

>時機を見極めて話ができる関係をつくる。   

 

加藤勝信氏の計画は遠大な計画のようですね。   

 

>■河野太郎デジタル相   

>いかに中国の過剰生産問題に当たるか、中国の半導体その他の問題に当たるか。   

>民主主義の国々でしっかりと同じ戦略を持って当たっていくことが、中国に対しての力になっていくと思う。   

>日本はパレスチナの2国家解決にずっとコミットし、いずれ条件が整えばパレスチナの国家承認をすると言ってきた。   

>日本がこの2国家解決にコミットしているというのを今こそ示すため、パレスチナの国家承認をすべきだ。   

>少なくとも在京の公館の地位を高める。   

>それを今こそやるべきではないか。   

 

日本人に意思決定ができるのですかね。優柔不断・意志薄弱ではないですかね。   

 

>■石破茂元幹事長   

>アジアで集団安全保障を模索していくべきだ。   

>国連が機能しない時代にアジアに集団安全保障の仕組みを作るのは喫緊の課題。   

>アジア版NATOの創設を検討すべきだ。   

 

アジアは一つですかね。’ 一つ’ は大東亜戦争の幻ではないでしょうかね。     

 

>日米同盟の対等性は常に希求されるべきものであり、日米地位協定の改定を目指す。   

 

日本人には忖度がある。忖度 (推し量ること) は相手の意思を期待している。だから日本人には自発性が無い。   

求めよさらば与えられん。(自ら積極的に求める態度が必要であるという事。)   

 

>(トランプ氏が米大統領に返り咲いた場合、日本防衛などの条件として在日米軍の駐留経費などの負担増を求められる可能性を問われ)負担増は正当性を持たない。   

>(日本がすでに十分な負担をしており)論理的に数字で説明する。   

>■茂木敏充幹事長   

>アジア版NATOは現実的ではない。   

>欧州と異なりアジアは多様な価値観、体制の国があり、アジア集団安保は現実的ではない。   

 

そうですね。アジアには西洋の哲学体系がない。心ここにあらざれば視れども見えず。   

 

>11月5日の米大統領選で次期大統領が決まれば早期に会談する。   

>2025年1月20日の大統領就任式に先立って意思疎通し、日米が共通の認識を持つ状況にする。   

>候補者は総裁選を勝ち抜いて首相に就けば「日本の顔」として外交の舞台に立つ。   

>11月にはアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や20カ国・地域(G20)首脳会議があり、新首相と習近平国家主席が顔を合わせる可能性がある。   

>対等に渡り合える候補は誰なのか、論理構成力、アピール力、胆力などが問われる。   

 

神は死んだ。もはや我々は上からの指導を必要としない。我々は、自分自身の指導者でなくてはならない。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存在する。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。  

 

>■筆者プロフィール:八牧浩行   

>1971年時事通信社入社。   

> 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役、編集局長等を歴任。   

(略)  

 

日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。 ‘

‘それがどうした、それでどうした’ の問いに答えが出せない。我々日本人は自分自身の見解を述べる訓練をしてこなかった。だから日本人は個人として価値が低い。      

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)    

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数18 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2024/09/23 03:54
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