2024年11月20日(水) 

 

>現代ビジネス   >2024年のノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグル教授が語る「日本はもっと移民を受け入れて大丈夫」。そのシンプルな理由   >週刊現代 (講談社・月曜・金曜発売)の意見・   >13時間・   

>豊かな国と貧しい国が存在するのは、社会制度が違うから。   

>国家と社会が互いに監視しつつ成長することで自由は生まれる—そんな新説を実証した奇才が、日本を穏やかに、かつ冷静に分析した。   

>高齢者に働いてもらおう   

>—現在の日本では年間80万人以上も人口が減っています。   

>少子高齢化問題をどう克服すればよいか、良策がありますか?   

>どの国もこの問題に頭を悩ませています。   

>私の祖国であるトルコでは、高齢化が進んでいるにもかかわらず早期退職を奨励し始めましたが、これは政策上の誤りです。   

>65歳定年制は、多くの人が大変な肉体労働に従事し、60代までに多くの病に苦しんだ時代には理にかなっていました。   

>ですが、現在は70代までは認知が鋭く体力もある人が多いので、自発的に望む限り、高齢者に経済的なインセンティブ(報酬)を与えて働いてもらうことは、彼らの幸福と社会にとって素晴らしいことでしょう。   

>一方で、出生率を上げるための単純な解決策はありません。   

>「もっと子供をつくるように」と簡単には命令できないからです。   

>日本や韓国では海外からの移住者や移民がほとんどいないため、少子化はより深刻です。   

>—日本人には移民への拒否反応があり、政府も移民政策は取っていないという立場です。   

>他方で、労働者確保策として外国人の受け入れは拡大、現在2%ほどの外国人比率が40年後には人口の1割に増加するという予測もあります。   

>移民政策についてどう考えますか?    

>文化的な問題なので、とても難しいですね。   

>たとえばヨーロッパなど多くの国で少子高齢化問題がまだ深刻化していないのは、移民の受け入れに積極的だからです。   

>日本はその選択をしていません。   

>国民が望んでいないのであれば、移民政策を押し付けるべきではないとは思います。   

>世界に誇るべき文化がある   

>他方、日本はもっと移民を受け入れなくては経済成長できません。    

>日本社会や政治家たちが民主主義のプロセスを経て、移民を受け入れていく余地はあると私は思います。   

>将来的に日本は移民大国になっても大丈夫でしょう。   

>その理由は、日本はとても強靭な文化を持っていると思うからです。   

>たとえ数十万人の移民を受け入れたからといって、日本文化が失われることはないでしょう。   

>—日本文化とは、和食やおもてなし、お祭りといった伝統文化など、すべてを含むものと捉えてよいでしょうか?   

>そうです。   

>日本文化は、移民を受け入れることによって壊されるほど脆弱ではないのです。   

>日本の豊饒な文化は世界に誇るべきものでしょう。   

>移民の受け入れについてなぜ日本ではそこまで厳しいのか、私には理解しがたい。   

>外国人の受け入れを緩和しすぎるとアメリカのように反移民運動が起きるなど、社会が不安定になりますが、もう少し緩めてもよいのではないでしょうか。   

>賃上げを激しく要求すべし   

>—質の高い民主主義こそが、国家の繁栄をもたらすとあなたは考えています。   

>この先の日本には何が必要ですか?   

>今、アメリカで目の当たりにしているのは、民主主義の深刻な弱体化です。   

>大統領選で私はカマラ・ハリスに投票しましたが(トルコとアメリカの二重国籍を持つため投票可能)、共和党と民主党どちらも、アメリカの民主主義の健全さを蝕んでいます。   

>政治家は積極的にウソをつき、邪魔な制度を骨抜きにしている。   

>それは他の多くの国でも見られます。   

>トルコの民主主義は死んだも同然です。   

>それに比べると、日本社会の民主主義はうまく機能しています。   

>ただし、糾弾すべき汚職や談合はありますし、労働者はもっと激しく賃上げを要求していかなくてはならない。   

 

そうですね。求めよさらば与えられん。(何事もただ待つのではなく、自ら積極的に求める態度が必要であるということ)     

日本人には意思がない。日本は序列社会で出来ている。日本人は上からの指示を待っている。社畜スタイルの社会ですね。   

下の者は、上からの昇進、上からの賃上げ、上からの改革を待ち望んでいる。上の者は無哲学・能天気である。        

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。世界の指導者になれるでしょう。       

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。

「「権威主義」が悪の源でもなく、「民主主義」が混乱を生むものでもなく、それよりも、もっと根底にある日本人の習性である、「人」には従ったり(人を従えたり)、影響され(影響を与え)ても、「ルール」を設定したり、それに従う、という伝統がない社会であるということが、最も大きなガンになっているようである」 (中根千絵)    

 

日本人は氏名を正しく (?) 読むことができない。だから役所の書類にはフリガナ欄が設けてある。これをローマ字欄に換えるだけでも国語の改革になる。これは国の指導ですぐにでもできる国語改革である。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。能率の良い言語の習得には音読が欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)          

 

>他方、国家について言えば、再生可能エネルギーにもっと投資しなければなりません。   

>ドイツや日本が原子力発電所を閉鎖したのは大きな間違いです。   

>原子力は他のエネルギーに移行する前の過渡的燃料として必要だからです。   

>地域によっては原発を再稼働させたほうが良いでしょう。   

 

原発は地震国には良くないですね。   

 

>自由な経済活動を維持するには、個人の暴走を防ぐ「強い国家」と、国家の暴走を防ぐ「強い社会」が両輪で成長することが必要です。   

 

そうですね。強い国家と強い社会が必要ですね。   

 

>民主主義のプロセスに従い、それを実現する必要があります。   

 

そうですね。   

 

>(聞き手/大野和基)   

>ダロン・アセモグル   

>'67年、トルコ・イスタンブール生まれ。   

>ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで数理経済学と計量経済学の博士号を取得。   

>マサチューセッツ工科大学教授。   

>共著に、『国家はなぜ衰退するのか』『自由の命運』『技術革新と不平等の1000年史』(いずれも早川書房)がある   

>「週刊現代」2024年11月16日・23日合併号より   

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数7 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2024/11/20 22:43
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