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人は誰も苦手なものがあると思いますが、私は自然環境の調査をしていてもヘビだけは苦手です。苦手だから逆に山の中や草むらを歩いていてもすぐに見つけて避けて通るので、逆に仕事としては成り立つのかもしれません。 今日も、草地を歩いていると行く先にアオダイショウが横たわっていました。長さが一メートル以上もある大きなやつです。普通なら逃げてゆくのですが今日はなぜか首をもたげてじっとしています。それでも記録のチャンスとばかりリュックからカメラを出してパチリ。「いやー俺ってプロ魂だな」なんて独り言を言いながら、ずっと遠回りして帰って来ました。ヘ … [続きを読む] |
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植物を探しに行くには、例年の記録を元に探しに行かなくてはならないものがあります。このタシロランもランの仲間ですが葉緑素を持たないで、落ち葉や枯れ木に寄生する菌から栄養分を得て花を咲かせます。普段は茎も何もなく、いつも6月の下旬から7月の上旬に掛けて地面から茎を伸ばし、花を咲かせれば、1週間くらいでなくなってしまいます。ですからこの時を逃せばこの植物は見られません。暗い林に中に白い姿でニョキッと立つ姿は珍しいので、毎年新聞に紹介されます。山に人が入らなくなり、落ち葉や枯れ木を利用しなくなったので、このような腐生植物にとっては生育場 … [続きを読む] |
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梅雨は誰もがうっとうしくていやな季節だと思います。今週に入って気温と湿度が上がって気分的には晴れない日々です。 打ち合わせの空き時間に子角山に行ってきました。龍華院の前のトイレの脇にナツツバキが咲いていました。 今朝の大雨に打たれて落ちてしまった花や痛んだ花が多かったのですが、もえぎ色の葉の中に咲く白い花は、梅雨のうっとうしさを忘れさせてくれました。この木は残念ながら掛川市には自生していませんが、庭木として植えられることが多いので他にもあるのではないでしょうか。 花はツバキのように花びらが重なっているのですが、色が白なのでぼったり … [続きを読む] |
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昨夜は桜木の奥でヒメボタルが出るとの情報をいただき見に行ってきました。ヒメボタルはそれほど数は少なくはないと思いますが、宵っ張りでヘイケボタルやゲンジボタルが眠りに付く11時過ぎから飛び始めます。メスは羽根がないので飛べないですが、オスは壊れたウインカーのようにチカチカと早い点滅で飛び回ります。自然観察ネットワークの人たちと9人で知連に住むFさんのお宅に伺いました。あいにく集合時間の9時頃から雨が降り出し10時頃には雨脚が強くなってきました。それでもFさんの前を流れる沢沿いにゲンジボタルが飛び、山の中ではヒメボタルがチカチカと点滅 … [続きを読む] |
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日本人は昔からトラにあこがれていたのか屏風絵や衝立などにトラの絵ががよく描かれています。そのため日本にはトラがいないのに誰でも知っているので、植物の名にもトラをよく使いました。花の穂がトラの尾に似ていればなんでも「トラノオ」をつけました。湿地に咲くヌマトラノウ、オカトラノオはやや乾いた所、タデ科のハルトラノオ、ナンブトラノオ、イブキトラノオ、ヒメトラノオなどちょっと創意工夫が足りないではないかい。 ネジバナの捩れる訳、スマートライフさんの説が正しいのかもしれませんね。花が片方によって付いているオカトラノオの、花穂はみな傾いていま … [続きを読む] |
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しばらくやんでいたホオジロの鳴き声が聞かれるようになりました。巣つくり、産卵、抱卵が終わって雛が孵ったので、オスがまたなわばりを宣言するさえずりをするようになりました。 春先のメスを呼ぶさえずりと違って一節しか歌わないし、迫力がいまひとつです。ホオジロのさえずりは「一筆啓上仕り候」と表現されます。これを「聞きなし」と言います。 この聞きなしにも方言があって遠州地方では、ホオジロのさえずりは「チンチロイチツボニシュマケタ」と聞こえると祖母から言われたことがあります。 森の石松が出た遠州地方だけに「ツボに入れて振ったサイコロ博打で2 … [続きを読む] |
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「掛川市指定希少野生動植物種」のスジヒトツバを見に行ってきました。今年の1月に行ったときには今までになくたくさんの葉が枯れていて心配だったのですが、春になって新たな葉が出てきていました。 スジヒトツバは、名前のように一枚の葉に縦に筋が入っているシダの仲間です。本州では和歌山県の一部と小笠山にしか生育していません。日本の分布の最も北にある生育地です。生えているところは狭い谷の高さが20m位ある崖です。冬には谷の中を歩けるのですが、夏は水が流れマムシとヒルの住みかになっているので歩けません。尾根から崖を伝ってスジヒトツバの生えている所ま … [続きを読む] |
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