先日、「ソーシャルメディア・マーケティング活用セミナー」なるものに行ってきました。
1時半から5時半までみっちり4時間、全4回の講座です。
SNSというソーシャルメディアの運営事務局に席を置きながら、ソーシャルメディアのことを実はあんまり知らないのと、どんなふうに活用すればどんな可能性があるのか、いわゆる企業論理ではどのような講習会を実施しているのか興味深くて参加しました。
で、参加してみたら…、男性陣ばっかだった…。(*´∀`*)
マーケティングの基本や、ツイッターなどを使った成功実例などの紹介もあり、「なるほど、なるほど」とうなずくことも多かったけれど、でもどこかで「待てよ」と思う自分がいました。
この仕事に携わるようになって、「情報とは何か」「ネットとの関わり」ということを常に考えます。
ネット上には情報があふれ、それを右から左にやることも情報なの?とか。
自分だってネットで調べ物をして、大いに役立っているのも事実だけど、ネットを活用することで、自分の頭で考えなくなっちゃったような気がする…、とも思うのです。
3時間かけて1冊の本をじっくり読む人と、
3時間かけて100のサイトを閲覧し、情報をたくさん仕入れる人と、
どちらがいい悪いではないけれど、現代社会の中で後者の人の方が確実に増えている(いや、大多数かも)と思うと、それでいいのだろうか、と思うのです。
「情報」は、その情報について自分なりに考えて自分なりの言葉にできてはじめて自分のものになるように思うのだけれど、その「自分なりに考える」ことが私自身とても「少し」になっている。
これでいいのかなあ~って。
「知ってる」ことは少なくたっていいんじゃないの~って。
こういう思考って、今の仕事と相反するのかな。
考えすぎるのも、よくないのかな。
わからん。
…過去、「めんどくさいオンナ」と言われてきたのは、こういうのが原因だったのかも、と今ふと思った。そうなのかも。ナルホド!