>現代ビジネス >「大組織に入って個を失ってしまうことは、近代日本人の最も重い病」…かつてエリート銀行員と音楽家の二足のわらじを履いた小椋佳が、「かつての同僚たち」に思うこと >週刊現代 の意見 • 15 時間前 >いつまでも現役でいたい気持ちは誰にでもある。 >だが、「卒業」のタイミングを見逃して、老いさらばえるのはいかにも悲しい。 >人生の達人たちから、残り時間を愉しく、有意義に生きるヒントをもらおう。 >前の記事『「ビル・ゲイツは52歳だし、安室奈美恵は40歳で引退ですよ」『漫画トリオ』の上岡龍太郎はなぜ「人気も芸も絶頂のタイミング」で引退を決めたのか? 達人の人生の締めくくり方』より続く。 >「見るべきものは見た」と思ったら、道が開けた >「見るべきほどのことは見つ」 >『平家物語』の終盤で、檀ノ浦の戦いに敗れた平知盛が最後に口にする言葉である。 >「かつて私は銀行勤めをしていましたが、会社をやめるときも銀行員として見るべきものは見たという気持ちでした。 >そして、いまは人間として見るべきものは見たと感じています」 >こう語るのは、シンガーソングライターの小椋佳さん(79歳)だ。 >小椋さんはいろいろな卒業を経験してきた。 >70歳のときに「生前葬コンサート」を行っているので、すでに葬式も済ませている。 >「57歳のときに胃がんの手術で、胃が5分の1くらいになりました。 >生き延びたのはいいけれど、食欲がまったくなくなってしまった。 >食べる楽しみがない人生というのは寂しいものです。 >でも死はもう怖くなんかない。 >いつでもおいで、という感じです」 >妻と別々に暮らし、週末だけ一緒に住むという、いわゆる「卒婚」も経験した。 >「やっぱり組織の価値観に生きてしまうんですね」 >「家内とは幼稚園の頃から一緒でしたからね。 >20年そんな生活を送りました。 >でも昨年から、また共に暮らし始めました。 >いまは3食、家内が作ってくれています。 >どちらが先に逝くかわからない状況ですが、お互いに対して優しい人間でありたいねと話しながら暮らしています」 >小椋さんといえば、音楽家と銀行員の二足のわらじを履いたことで有名だ。 >かつての同僚たちを見ると、うまく銀行から卒業できてない人が多いと感じる。 >「やっぱり組織の価値観に生きてしまうんですね。
そうですね。日本人は組織の人ですからね。非国民・外人にはなれない。
>定年後の振る舞いや言動をみると、残念ながらそうなってしまっている。
日本人は序列人間であり、自己の序列に帰属意識がありますね。帰属意識が心の支えになっている場合が多いですね。
>銀行のような大組織に入って個を失ってしまうことは、近代日本人の最も重い病の一つだと思っています。
日本人にはもともと個性が無いから、滅私奉公に適していますね。重い病気以外の病気は考えられませんね。先天性の持病というやつですね。 我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。
『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)
>そのような『個の疎外』を経験したうえで、現代社会を見つめる。 >それがずっと私の生き方でした。
滅私は日本人精神の根幹をなしていますね。
>しかし、それもいまは『見るべきほどのことは見つ』ですよ。
達観ですね。結構な状態ですね。
>ラストアルバムのタイトル曲でも歌いましたが、さすがに喜寿を過ぎて疲れました。 >『もういいかい』という心情です」 (略) >「週刊現代」2023年6月17日号より
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