富士山静岡空港の上に飛行機は着陸する。
だが、そこには新幹線の駅もなく、空港から新幹線への連絡通路はない。
最寄りの新幹線駅は掛川駅で、ここから空港行き (30 分) の無料バスが出ている。
だが、不便なこと、この上ない。
やはり、この空港には、飛行場真下の新幹線駅と連絡通路が必要である。
我が国に新幹線につながっている国際空港はない。
成田空港から東京に出るには、成田エクスプレスを利用しなくてはならない。
中部国際空港から名古屋に出るには、名鉄常滑線を利用しなくてはならない。
関西国際空港から大阪に出るには、JR特急で行かねばらならない。
新幹線や空港などの社会資本に莫大な投資をしながら、この利便性の悪さはどうしたことであろうか。
この国のマスター・プランはどのようになっているのであろうか。
整合性に裏打ちされた利便性を追求するマスター・プランの作成が疎かになっていると、今回のせっかくの東日本の震災からの復興計画も世界の人が目を見張るものにはならないであろう。
世界の各地からやってきて、富士山静岡空港にやってきた人は、何をするのであろうか。
世界的な商業の中心地とは言えない静岡市では、国際空港の利用価値は少ないのであろうか。
やはり、富士山周辺の観光を目的とする外国人に最適ということらなろう。物つくりの工場見学にも適しているであろう。
おまけに、新幹線を利用すれば、東京 (229.3 km) へも大阪 (323.3 km) にもわけなくゆける。
東海道新幹線沿線の住民の海外旅行にも便利である。
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