2018年12月14日(金) 

 

 

>■日本企業は生産性も給与水準もエンゲージメントも低い

>私は世界最大のネットワークシステム会社、シスコ米国シリコンバレー本社の戦略担当部門マネージングディレクターとしてグローバルで活動してきました。>また外資系戦略コンサルティングファームの日本・アジア代表などを歴任してきました。>主なクライアントは、トヨタ自動車、日立製作所、GE、NTTをはじめIT、ハイテク、消費財などの日米の各業界を代表する企業です。>多くの日本の企業は、「給与水準」が大きく低迷し、海外の先進企業の後塵を拝しています。>「一人当たり生産性」は、OECD統計で、日本が米国より32%も低いのです。これでは給与水準は上がりません。

 

そうですね。生産性が低いのでは、給与水準は上げられませんね。

 

>なぜ日本は生産性が低いのでしょうか。>その原因が、組織の風土、従業員の意識の低さと考えられます。>ここでの意識とは「エンゲージメント」とも言われています。>一人ひとりが仕事に自ら考え決めた夢と誇りを持ち、夢の実現に夢中になって諦めずに結果を出していく気持ちです。

 

英語の ‘engagement’ は、日本語の ‘関わり’ のような単語かもしれませんね。 日本人のように無哲学・能天気では、自ら考えて決めた夢は持てませんから、’夢の実現に夢中’ など夢のまた夢でしょうね。

 

>従業員意識調査をすると、日本企業のエンゲージメントの度合いは、海外企業より大きく劣っており、大半の日本企業がグローバル平均の半分に低迷していることが明らかになっています。>このため、仕事のスピードが遅くなり、環境の変化や想定外の事態への対応が後手後手に回ってしまっています。

 

日本人には、意思がない。優柔不断・意志薄弱で、仕事のスピードが遅くなり、環境の変化や想定外の事態への対応が後手後手に回ってしまっているのでしょう。

 

>生産性と給与水準の低迷、そして従業員の意識の低さが、失われた20年で顕在化した日本企業の“失敗”です。

 

残念ながら、そうでしょうね。

 

>■日本企業“失敗”の3大症状

>これまで私は日本の経営を、特に失敗を重ねている日本の企業の荒廃した現場を、何百と観察してきました。>そこから日本の企業の失敗の本質が見えてきました。>日本企業の“失敗”の3大症状をまとめてみます。

>症状1:競合他社のまねや前例の踏襲ばかりをしてしまう。

 

これは、‘人のふり見て、我がふり直せ’ ですね。日本人の手本は、すべて現実の中にある。現実の内容を現実の中で再現すれば、それは模倣となる。模倣の競争は、過酷なものになりがちですね。

 

>症状2:時間よりも完璧な仕事をすることを優先してしまう。

 

日本人は、凝り性ですからね。向上心がある。製品の仕上がりが良いです。‘時は金なり’ を忘れていますね。

 

>症状3:社内は保身に走る「指示待ち族」ばかりになっている。

 

意思のあるところに、方法 (仕方) がある。Where there’s a will, there’s a way. だが、日本人には意思がない。だから、他人の指示を待つことになる。

意思 (will) は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には、時制 (tense) というものがない。だから、日本語脳には未来時制がなく、日本人には意思がない。

仕方がないので、‘無為無策’ でいる。日本人は、おとなしい。’座して死を待つ’ のか。

自己の意思を示す人は、当事者・関係者になる。示さない人は、傍観者にとどまる。’わが国は、世界の中にあって世界に属さず’ と言ったような関わりのない状態か。

 

>症状1は「競合他社のまねや前例の踏襲ばかりをしてしまう」というもので、本来見るべき現実世界の環境の変化を見ずに、競合他社のまねや自社のかつての栄光(前例)に縛られてしまっている状態です。

 

変化に対応するのは頭を使わなくてはならないから、大変な仕事ですね。猿真似は、わが国の得意技でしたね。一段と、低い水準の脳の持ち主でも行える活動ですね。

 

>症状2は「時間よりも完璧な仕事をすることを優先してしまう」というもので、顧客への対応などをさて置いて社内の満足感を優先し、タイミングを逸してしまう状態です。

 

凝り性ですね。物に心を込めることにご執心ですね。おかげで、製品の仕上がりも良い。時間は ‘ただ’ かな。大きな損失を被ることもあるでしょうね。

 

>症状3は「社内は保身に走る『指示待ち族』ばかりになっている」状況で、人事の多くが「減点評価」や上司との「属人的なつながり」(親しさ)の度合いで決まってしまい、部下は上司の顔色をうかがってばかりになっている状態です。

 

そうですね。日本人には、意思がない。他者の忖度 (推察) が横行していますね。出る杭は、打たれる減点評価。親分・子分 (人間序列) の関係でつながっている ‘なあなあ主義’。

 

>■日本企業には「夢のビジョン」が欠落している

>この3大症状が、同じような失敗を繰り返す日本企業の現場の実態です。

 

そうでしょうね。

 

>この根本原因は、米国の先進企業が持っている共通の判断基準である「Vision」つまり「夢のビジョン」がないということにつきあたります。

 

ビジョンの内容は、非現実 (考え) です。日本人の脳裏には、非現実の内容は宿らない。

 

>注意していただきたいのは、「夢のビジョン」は日本の企業が掲げているビジョンやミッション、経営理念ではないということ。>日本の企業が掲げているビジョンは経営陣の自己満足にすぎません。

 

そうですね。会社の大義名分ではないのですね。

 

>本来の「Vision」は「具体的な夢」をさす言葉なのです。

 

それは、日本人には難しい。具体的なものは、日本人の脳裏では夢にはならない。具体的なものは、すべて現実の中にある。

 

>たとえば、5年後に実現したい企業の夢は何か、顧客に感動をもたらし従業員が夢中になれる夢や実現させたい理想の状態を、それぞれの企業の事業環境のトレンドや潮目の変化を観察して設定することです。

 

夢は、日本人の妄想ですね。真実の内容は見ることができる。夢のように万人が現実に見ることができないものは、嘘にしかならない。これは日本式の判断法です。

日本人の考え方は、英米人と違います。特に、非現実 (考え) の内容に対する評価が違います。ですから、’この国には何でもあるが、ただ夢と希望がない’ ということになります。

我々日本人も、日本語と英語をよく勉強して、非現実の内容 (哲学) に対する理解を深め、その価値を認識するようになれば、現今の失敗の解決も容易になることでしょう。

 

 

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閲覧数523 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/12/14 21:01
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