2021年04月03日(土) 

 

 

>「制裁、今後検討」日本政府の回答に在日ミャンマー人「絶望」> 毎日新聞 2021/04/03 07:30  

(略)

> 政府は2日、在日ミャンマー人でつくる団体などが提出していたミャンマーへの対応を巡る公開質問状に対し「制裁を含む今後の対応については事態の推移や関係国の対応を注視し、何が効果的かという観点から検討する」などと回答した。

>国軍によるクーデターの発生から2カ月が経過し、欧米が制裁を科す中、具体的な措置への言及はなく、在日ミャンマー人からは「いつまで検討するのか」「絶望している」などと批判が相次いだ。

 

残念ながら日本人は反応が鈍いですからね。日本人には意思がないので意思決定には難渋します。   

フランク・ギブニー (Frank Gibney)  氏の著書 <人は城、人は石垣> には、日本人の意思決定に関して次のようなことが書かれています。

 ペリー提督は、日本人はアメリカ人のように敏速に行動しないと注意された。それは、このように説明された。数人の日本人が黒船を訪れたいと思って集まったとする。一人が「いい日だな」という。これに二人目が「なんという気持ちのいい日だ」と調子を合わせる。三人目が「波も見えないぞ」という。最後に四人目が「船に行ってみようじゃないか」と提案する。  ニューヨーク・デイリー・ニューズ (1854年6月13日) (引用終り)

 

日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。戦時中は玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には '他力本願・神頼み' になる。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)

 

> 公開質問状は在日ミャンマー市民協会と国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」が共同で提出した。

>それに対し、外務省担当者らはこの日、国会内であった緊急集会で答えた。

> 同省は治安部隊の発砲で多数の死傷者が生じている現状について「強く非難する」との考えを改めて強調し、暴力の即時停止や被拘束者の解放などを要求していると説明。

>ただ、欧米などが個別に制裁を科すなか、今後の対応を問われると「事態の推移や関係国の対応を注視し、何が効果的かという観点から検討する」と述べるにとどめた。

>また、防衛大学校に国軍の士官候補生6人が留学していることを明らかにしたが、これについても「事態の推移を注視し、検討する」と繰り返した。

> 国軍がクーデターの理由として挙げる2020年11月の「総選挙での不正」については「国内外の選挙監視団が見守るなかで、おおむね平穏に選挙が実施された」と回答。

>一方、軍事政権に対抗するため、民主勢力で構成する連邦議会代表委員会(CRPH)を国家機関として認めているかとの問いには「さまざまな主体とやりとり、働きかけをしてきているが、具体的な内容は今後の対応や関係者の安全に影響を与えうるため、答えを差し控える」と言及を避けた。

 

外務省のトップは茂木敏充外務大臣ですよね。他の官僚には彼以上に責任はないですよね。彼が表に出て協会の代表に答えるべきですね。   

 

>出席者からため息が漏れた。> 同協会のレーレールインさんは「日本にすごく良いイメージを持っていたが、今の回答を聞いてすごく残念だ」と落胆し「(回答は)全部、検討するとなっているが、いつまで検討するのか」と詰め寄った。

 

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調している。

「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」

 

>別のミャンマー人女性は「残念ながら曖昧な言葉でとても絶望している。  

 

‘日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。’   (ウスビ・サコ)   

‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’ ( グレゴリー・クラーク)

 'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。'  (カレル・ヴァン・ウォルフレン)      

 

>具体的な行動をして、国軍に圧力をかけてください」と訴えた。

>【佐藤慶】

 

 

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閲覧数291 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2021/04/03 22:17
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