2022年06月26日(日) 

 

 

>AERA dot.   >プロファイルの表示   >「野党ボロボロ国会」が閉会 御厨貴「国民・玉木代表は妖怪のよう」   >昨日 6:00

 (略)

> 6月15日、通常国会が閉会した。 >政府が提出した61本の法案は26年ぶりに100%の成立率となるなど「無風」状態。  >闊達な議論が消えた国権の最高機関は、どこに向かうのか。  

 

そうですね。’我々は何処に行くのか’ は、我々国民にとっても、特にわが国の政治家にとって重大な命題ですね。政治には ‘時代の先取り’ が命ですからね。現在のような受け売りと後追いの政治ばかりではどうにもならない。         

 

>御厨貴・東大名誉教授と松原隆一郎・放送大学教授が振り返る。 >*  *  *  >松原:岸田文雄首相はうまく日本維新の会などを使いながら、野党を分割するように持っていっている。 >その結果、野党が野党にかみつくという、今までありえなかった状況が生まれています。  >憲法審査会をめぐっても、しゃべればしゃべるほど、野党は分裂していく。  >ロシアによるウクライナ侵攻があって、戦後80年近く左翼が持っていた「世界は善意でできている」「話せばわかる」という理想主義が壊れてしまった。  

 

そうですね。日本人の想定するお花畑と馴れ合いの世界は一瞬にして消滅しましたね。   

 

>連合だって、どこにつくのかわかりません。 (略)  >御厨:自民党は何もしていないけど、野党は分裂して傷つけ合って。 >「野党ボロボロ国会」と言ってもいい。   

 

そうですね。野党の分裂は自民党の安泰に大きく寄与していますね。    

 

>国民民主党の玉木雄一郎代表は「政策実現のリアル」を追求するという。 >どうせ政権が取れないなら与党にすり寄ったほうが、何かやったときにメディアにとりあげられて、自分たちを大きく見せられるじゃないか、ということでしょう。   

 

そうですね。見栄と外聞の世の中ですね。   

 

>松原:実際、国民民主党はメンバーの多くが立憲民主党に吸収されて埋没していくと思われたのに、今国会では一定の注目を集めた。 >効果が出てしまったわけですね。 >参院選での選挙協力などをめぐって維新の会とケンカをしても、それもまた大きく報じられる。   

 

無哲学・能天気の賜物ですね。    

 

>御厨:あれだけメディアに出たら立憲民主党より目立ちますし、PR効果があったのは確かです。 >玉木氏は妖怪のようですね。  >元大蔵官僚で緻密な面もあるはずの人物が国会対策であれだけメチャクチャやるのは、参院選に勝つためのかく乱戦術でしょう。 >しかし、かつての新自由クラブのように、結局は自民党に入党して終わり、ということにもなりかねない。  >そのギリギリのところをやっている。  

 

建設的なところがないですね。    

 

>■野党かき回した維新の人材不足  >松原:維新の会もそうですが、公明党が自民党と組んだ20年間を見て、自分たちもああなりたい、と思ってしまったのでは。 >御厨:旧民主党も一度は政権を取ったんですけどね。   

>しかし、敗れた後も何をためらったのか、その総括をきちんとしなかった。   

 

失敗は良い勉強材料になるはずですがね。旧民主党は大きな好機を逃がした。もったいないことをしていますね。   

 

>結局、挫折から立ち直れず、ついには野党ですらなくなってしまった。   

 

無哲学・能天気の人間の成れの果てですね。これが本当の日本人の危機ですね。      

 

>立憲民主党も、一向に存在感がなかった。  >松原:共産党はどうでしょうか。 >御厨:前回の衆院選で立憲などと野党共闘をやったけれど失敗に終わり、維新の会のほうが議席を伸ばしてしまった。 >それでも、志位和夫委員長が責任をとるでもない。   

 

日本人は責任感が薄いですからね。   

 

>松原:私たちはずっと「党名を変えたほうがいい」と言ってきました。 >党名は変えなかったけれど、行動はかなり変わりましたね。 >御厨:志位委員長はウクライナ侵攻を受けて、「急迫不正の主権侵害に対しては自衛隊を活用する」とまで明言しましたからね。 >松原:反則でしょう。 >志位委員長からしたら、この50年間ソ連やロシアを批判してきたのは我々だ、ということですかね。 >「憲法違反と言われる自衛隊がかわいそうだ」と、9条を変えようとしていた安倍晋三元首相のハシゴを外したかたちです。   

 

‘自衛隊がかわいそう’ は、まるで人ごとですね。それは主権者の態度ではないでしょう。       

 

>御厨:天皇制も認めるということになってきているし、こうなると最後の砦は本当に党名変更しかない。 >「絶対変えない」と言っていますけど。  

 

日本人の文化には形があって内容がない。だから、形にはむやみ拘る必要がある。それで本質的な改革が遅れる。保守的になるしかない。          

 

>松原:今後はもう、共産党・立憲民主党・れいわ新選組でくっついて選挙するしかないでしょう。 >社民党は、参院選で一定の票数を確保できないと公職選挙法の「政党要件」を満たさなくなる。 >党がなくなるかどうかの瀬戸際に立たされている。  >御厨:社民党はもはや、福島瑞穂党首を当選させる会になってしまった。 >れいわの山本太郎代表は、衆院の議席をなげうって、参院選でもう一度やり直すという。 >やり直したところで、それこそその先の展望がないと思うんですけどね。   

 

政治哲学のない政治家は致命的ですね。    

 

>松原:山本氏が当選すれば、ある程度、野党の中を引っかき回すことになると思います。  >引っかき回すといえば、やっぱり不思議な立場なのが維新の会。 >今回は、大阪の地域政党から「全国政党」になると言って、政策はどうするのかと思ったら、国民から公募するという。 >ある意味、究極のポピュリズムと言える。   

 

そうですね。自党の政策を国民に丸投げか。維新の会には自己主張というものがない。これでも政治家・政党か。日本人そのものでしょうね。これでは投票率が上がるはずもない。 

我が国には何でもあるが、ただ夢と希望だけがない。夢と希望は非現実の内容で、日本語の文章にはならない。だから掴みどころのないモノになっていて、日本人の想定外になっている。            

 

>御厨:言うだけ言った松井一郎代表も、来年で引退していなくなる。 >松原:野党を内側からたたいて、ここまでボロボロにした一つの要因は維新の会ですからね。 >御厨:維新の会の候補者を見ると、新人といってもなかなか良い人がいないから、立てるのはどこかの元国会議員とか、元県議会議員とかが目立つ。  >そういう人たちもやっぱり議員がやりたいから。  

 

見栄と外聞の問題ですかね。    

 

>松原:自前で人材を育てようという気概が感じられない。 >維新は確かに大阪の財政を改革したのかもしれないけれど、大阪府はコロナ禍で、人口あたりでは全国で最も多い死者を出した。  >背景には、保健所を統廃合したことなどの影響が指摘されている。 >それが問われないというのもどうなのか。   

 

そうですね。あいかわらずの勉強不足でしょうね。    

 

>──ところで、参院選が終わると、国政選挙のない「黄金の3年間」が訪れると言われています。 >国政は、どんな方向に向かっていくのでしょうか。 >松原:選挙までによほどの大きなスキャンダルがなければ、自民党が勝つでしょう。 >その後、何を大きな課題として出していくのか。 >新しい資本主義か、改憲か。 >3年間もつだけの大きな課題を出さないと、皆ついてこない。   

 

改憲は大きな課題であると思いますね。急ぐべきですね。戦後アメリカの若者は日本人の為の金科玉条をたったの一週間でつくりあげました。       

 

>■「黄金の3年間」何に取り組むか  >御厨:黄金の3年間を浪費するか、うまくいくか。 >私は浪費する気がしていますけれどね。   

 

そうですね。我々は無哲学・能天気で、時間の浪費が大好きですからね。   

 

>松原:岸田首相は、本当は切れる人なのだ、という潜在的なイメージはまだ残している気がします。 >今度の選挙にどういう形で勝つかも重要で、大勝した場合、「新しい資本主義」なのかはわかりませんが、富裕層への税制改革をやらざるを得ないのではないか。 >民間企業が配当に回す割合が増えていたら、賃金が下がるのは当たり前です。 >ところがよくわからないのは、ここにきてまた資産所得倍増計画を出して、富裕層のリクエストに応えるようなことを言っている。  

>御厨:財政のことを考えたら、富裕層に切り込まないと駄目でしょうね。 >痛みを伴う改革になりますが、それを誰がやるのか、ということになってくる。  

 

それは ‘新しい資本主義’ を言い出した人がやるのでしょうね。    

 

>やっぱり、外交案件が先に来るのではないか。 >憲法改正の議論も、それに絡んでくるかもしれない。   

 

その前に国内の体制をがっちりと整えておく必要があるのではないでしょうか。   

 

>松原:ロシアのウクライナ侵攻に伴う混乱は、あと3年間は続くでしょう。 >その間、中国が台湾を攻める動きを見せるかもしれない。 >そのとき、岸田政権がどのように対応していくのか。  

 

岸田政権の対応は彼の机上に幾筋かのシナリオとして整えられているでしょうね。   

 

>沖縄も、台湾有事に備えてどういう配備をするかという話になってきた。 >台湾で何か起きたら、沖縄は第一線になります。 >普天間基地をめぐる米軍との関係も、自衛隊の配備のことも、仮に戦火が起きたときに日本がどう対応するのか、想像しながらやっていくしかない。   

 

岸田首相の対応に関しては、そのあらゆる選択肢が彼の机上に並べられていることでしょうね。     

 

>御厨:菅義偉前首相のように沖縄に対してすげなく当たるのではなく、抱きかかえるようにしてやるしかありません。  >しかし、岸田首相にはこういう交渉の経験がない。

 

首相が未経験なら経験を積むしか手がありませんね。   

 

>松原:最新の情勢を理解している国際政治学者などを集めて、かなり勉強していくしかないでしょう。 >官僚だけでは駄目で、防衛研究所などの人材も生かして、何らかの結論を出していくしかない。  >野党も、リベラル派ながら現実的な軍事研究をやっている人をどれだけ取り込んでいけるかが鍵になると思います。  

 

‘使えるモノは何でも使え’ ということでしょう。    

 

>御厨 今は国会全体の危機。

 

そうですね。日本人は議論に下手ですからね。政治哲学がなくては議論にならないでしょう。   

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’  (あるアメリカの国務長官)   

 

>野党にはエールを送りたいです。   

 

野党も与党も勉強が不足していますね。 我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 我が国の ‘かな漢字’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語のかな漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。だから表記法の改革も進まない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。          

為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。 (上杉鷹山)   

 

>(構成/本誌・村上新太郎)

>※週刊朝日  2022年7月1日号より抜粋    

 

 

.

 

 

 

 

 

 


閲覧数194 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2022/06/26 16:56
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=852524