2022年10月17日(月) 

 

>日本人が「安月給に甘んじるしかない」構造的欠陥 経済成長を否定せず、企業の効率性向上が必要だ   >野口 悠紀雄 2022/10/16 10:00  

(略)   

>日本企業の効率性は、世界で最下位   

>日本経済が深刻な病に冒されていることを明確な形で示しているのが、スイスのIMD (国際経営開発研究所)が作成する「世界競争力」のランキングだ。   

>6月14日に公表された2022年版では、日本の順位は、対象63カ国・地域のうちで34位だった(2021年は31位)。   

>アジア・太平洋地域でみても、14カ国・地域中10位で、マレーシアやタイより順位が低い。   

 

それは残念なことですね。わが国には人手不足はあっても、頭脳不足はない。 人手不足は没個性に関する不足であり、頭脳不足は個性に関する不足である。  

世界競争力は個性に関する不足の解消から引き出さなくてはならないでしょう。だが、我が国の社会構造は序列制に基づいており、人の上に人を重ねる状態になっている。この重層構造を一塊として賃上げを実行することにも無駄が大きいし無理がある。個人の能力に着眼し、この無駄を解消することに関して国民的な合意を得ることが必要ですね。       

日本人は思考を停止している。だから、無哲学で能天気の状態になっている。頭の中に非現実 (考え) の内容がない。だからことさら現実に固執することになる。相手の理由を理解しない守旧派になっていて改革運動が進まない。ただ目の前の内容 (現実) だけを信じている。形式 (現実) があって内容 (非現実) がない。この状態で割り切ることができれば、日本人の生活は円滑に進む。生まれた時は宮参り、結婚式はキリスト教、葬儀の時は仏式で済ませばよい。これがただ今の日本人の脳足りん生活である。         

英米流の高等教育の目的は個人の考え (非現実) の内容を生み出すためにある。この方法により新しい世界を実現することができる。その考えの内容は文になり、論文として公表される。日本語は ‘写生画の言葉’ ともいわれ、現実を反映するが、非現実の内容を示さない。だから、わが国の高等教育の成果は伸びが悪い。わが国の高等教育は使用言語を英語に改める必要がある。 

 

(略)  

 

 

 

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閲覧数127 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2022/10/17 13:48
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